肌の触合い…密着体位の効果
愛情というのは、肉体的には勘違いみたいなところがある。
身体で受けた感覚によって幸福感を感じ、それが愛情だと想像したり、思い込んだりする。
身体で受けた感覚というのは、当然あそこの気持ち良さだったりする訳だが、それだけではない。
皮膚感覚というのは意外に大きい。
肌で感じるものが知らず知らずのうちに、大きな多幸感のようなものになり、愛を想像してしまうのだ。
何しろ皮膚は、〝第2の脳〟といわれる。
人間は肌で感じることを信じる傾向がある。
それは表面の気持ち良さであり、マッサージ効果による筋肉のコリがほぐれることであったり、ツボの刺激であったり、さまざまであるが、それらのすべてが総合されて、〝肌で感じる〟ということになる。そしてその相手を忘れられなくなる。
その効果を意図的にやるには、密着感のある体位ということになるだろう。
正常位、座位などで肌を合わせ、密着面積を大きくする。
さらに抱きかかえ方にも注意をしよう。
難しくはない。
とにかくしっかりと抱くこと。
てのひらを肌に馴染ませるようにし、指先に力を入れ、その力も優しくなければならない。
いとおしむように撫でさすり、抱きしめる。
愛情は実は意図的に作れる…というひとつの例である。
では、肌を感じる体位をいくつか紹介しよう。
<正常位系>
*深山(みやま)
女性が仰向けになり、男性が女性の両膝裏を抑え込み、両足を大きく開いて持ち膣を上向きにする。
男性が結合部を見ながら、腰を動かすことができる。
女性は両手で自分の尻を持つ。

*理非知らず(りひしらず)
理非知らずとは、ワケしらずのこと。
いやがってなかなかセックスに応じてくれない女性を、ひもでしばって無理矢理犯してしまったことからこの名がついた。
女性は身体の自由がほとんど効かない。

*しがらみ
正常位の一種。
男性が女性にまたがる格好で挿入。
足を絡めるため激しいピストン運動を行えないが、クリトリスの摩擦と膣の締まり具合が強烈 。

<騎乗位系>
*逆しがらみ
しがらみの逆。つまり騎乗位の一種。
<座位系>
*忍び居茶臼
座位で女性が男性の首に腕をまわし体を密着させる

どう?
参考になりましたか?
最近ちょっとスランプを感じている皆さん。
もっともっと愛情を感じたいと願う欲張りなあなた。
今夜から一度試してみてね。