第6章 女性器をおおうパンティの上から舌技を加える

女性の性感を高め、より強い興奮を与えるには、時にはじらしのテクニックも必要だ。より強い直接的な刺激が、届きそうで届かない。そんな状態のなかで、女性はエクスタシーへの期待に身を震わせ、性的興奮はより大きくなる。女性器への舌技にも、このテクニックをぞんぶんに応用することが大切だ。

女性器への舌技は、ほとんどが直接的なエクスタシーを与えるためのものである。しかし、間接的なキスで、欲望を高め身を焦がすような興奮を与えることもできる。それが直接的な舌技を行なつた時、より強い快楽を与えることにもなるのである。

方法は簡単で、女性器をおおうパンティの上から、舌技を加えるだけでよい。パンティという、一枚の布きれにさえぎられて、待ちかねていた舌技をぞんぶんに受けられない。すでに、女性器は舌技を受け入れる準備をしているのに、直接的な粘膜の刺激は受けられず、パンティの上から、じらすようなキスだけである。こうした間接的な舌技がくり返されるうちに、快感への期待感に身もだえる。

  この舌技は、〝じらし″が目的のものだから、女性器への直接的な舌技のまえに行なうのがポイントだ。強弱をつけながら、ときおりすこし強めの刺激を与えると効果的である。ただ、口唇をあてるだけでは、パンティが間にあるためあまりに刺激が弱く、女性を興奮させられないこともある。 

そこでうまい方法としては、口を押しっけたまま熱い息を吹きつけたり、舌を固くすぼめて、クリトリスの周囲を中心に強めの舌技を加え、ときには吸い込むようにして、クリトリスの部分にキスをする口唇だけでなく、鼻先をパンティに押しけてみるのもよいだろう。

圧迫感を受けることで、女性の興奮度は、いっそう大きくなるのである。この舌技を続けていると、パンティの上からも、女性器が濡れそぼりはじめるのがわかる。中には、自然と足が開いてしまう女性もいる。

これは、じらしキスが効果をあげていることの証明である。そこまできたら、直接的な舌技を行なってもいいだろう。女性の期待感は【一触即発】まで高まっているから、さしたるテクニックを使わずとも、絶頂感へ導かれていくはずである。また、手を使って恥毛のあたりを、パンティの上から押さえてあげるのも効果的である。



第7章につづく












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