第12話 “クロッチをずらして”
シャイは背後から上体を密着させありさのバスローブを腰までまくり上げた。
(初めての屋外エッチ……あぁん、ドキドキするぅ……☆★☆)
ありさは固唾を飲んで結合の瞬間を待ち焦がれた。
不埒にもディズニーシーの夜景の中でまもなく痴態を繰り広げる二人は、すっかり背徳的な興奮に溺れようとしていた。
(せっかくピンクのTバックを新調してきたのに、暗いのでシャイさんに見てもらえないのが残念だなあ……☆★☆)
シャイはクロッチ部分を右にずらし、天に向かって怒張した肉棒を谷間にあてがった。
だが少し入口が分かりにくいのか少し挿入に手間取っている。
何度か前後して肉棒の先端が興奮にひくつくありさの秘裂にヌチュッと触れた。
「あんっっ!☆★☆」
亀頭が膣口をぐぼりと押し広げる感触に、ありさの身体がびくりと硬直する。
最初は腰の高さの違いからか、少しぎこちなかった。
それに亀頭までは押し込むがすぐに抜いてしまう。
「あん……もっとぉ……☆★☆」
先端だけ入れてはすぐに抜く行為を繰り返すシャイに、焦らされたありさは我慢ができなくなって小声で催促する。
「もっと奥まで……☆★☆」
「じゃあ行くよ」
「うん☆★☆」
(ヌブッ!ヌブブッ!)
「は、はひぃぃ…んっんんっ、あっ…そ、そんないきなり……☆★☆」
「だって奥までって言ったじゃん」
「あぁん、いじわるぅ……あっ、ぁっ、あぁ……すごい……奥まで……入って……くるぅっっっ……☆★☆」
シャイの怒張した肉棒がありさの意志で膣内に深く食い込んでいく。
「あぁ、シャイさんすごく太い……ぅぅん、太すぎるぅ~……☆★☆す、ごいぃ……くぅぅ……おっきい……熱いぃ……あ、あぁ……すごい、こんなのぉっ☆★☆」
ありさはきれいに整えられた細い眉根を切なげに寄せながら、抑え気味の喘ぎを漏らしている。
「まだ、まだ入ってくるぅ……うそぉ、こんな奥までぇ……だめぇ……ありさの大事なところ……広がってくぅ……んんん☆★☆」
「その調子、もうすぐ奥に到着だ」
「も、もうすぐ……奥まで……んんっ、んんぅ~~ぅっ……ひふぅぅっ~、んぅんんぅうんん!☆★☆」
ありさの突き出した尻をシャイの下腹部とぶつかりパンパンと音がする。
「ううっ、気持ちいい……ありさちゃんの奥まで挿し込んでる……」
「いやぁん……今シャイさんとぉ…立ちバック…してるんだぁ……あぁん、すごくいい……☆★☆」
ありさは懸命に声を押し殺そうとしているが、やっぱり漏れてしまう。
シャイはありさの腰を持ち肉棒を突き入れ、ありさはバルコニーの手摺を握り懸命にしがみついている。
「硬い、あぁん、すごく硬いっ……☆★☆」
「そりゃ手摺は硬いよ~」
「もう……こんな最中に冗談なんて……あはん、やめてよ……あぁん、んんん……☆★☆」
「じゃあ何が硬いのかな?」
「そんなこと恥ずかしくて言えないよぉ☆★☆」
「じゃあ突くのやめようかな?」
「もういじわるなんだから~、はぁはぁはぁ~☆★☆」
「じゃあ言ってごらん」
「おちんちん…硬い……やぁ~ん……☆★☆」
「よく言えた。じゃあご褒美にエンジン全開」
シャイは腰の回転ギアを一段上げた。
「ああっあぁぁっ…すごい……もっと突いて……☆★☆」
「ううっ……ありさちゃんの締め付けがすごい!くぅっ……」
「あぁん、あぁ~~~っ、はあっ、もっともっと突いてぇ~☆★☆」
「ありさちゃん、締め過ぎ~。うううっ、たまらない」
「やんやんやん~、あぁ、声ちょっと控えなくちゃ、あっ、でも我慢できない☆★☆」
ありさは絶頂が近いと感じた。
「シャイさん、ありさ、イキそう~……イッてもいい?☆★☆」
「いいよ、いいよ、僕もかなりやばい」
シャイのピッチが一段と速くなる。
ありさの身体がトビウオのように跳ね痙攣を始めた。
「ああっ、ああっ、シャイさん、ああああっ、ありさもう、あああっ……☆★☆」
「くぅ~~~、僕ももう限界だ~~~うう、出そう~」
「あっ、ああっ、シャイさんのアレ、すごく大きい、あぁん、すごく硬い☆★☆もっと擦って、もっと擦って~、イク、イク、すっごい、あああっ……☆★☆」
「うううっ、ありさちゃん……」
「あぁぁシャイさぁ~ん、イク、イク、イク、イク、あぁもうダメぇ~、あああああぁぁぁぁぁ~~~~~っ☆★☆」
シャイが発射寸前の一撃を突き込んだ瞬間ありさは達した。
それはすさまじいまでの絶頂だった。
三か月間待ち焦がれていた恍惚花火はディズニーシーの夜空に赤々と打ち上げられた。
「ああっ、ああっ……シャイさん、ありがとう……泣きたくなるぐらいよかったぁ……☆★☆」
「僕も最高だったよ」
「小さな絶頂が何度か来て、ラストはもう別世界に飛んじゃったぁ……☆★☆」
「ありさちゃんイク瞬間、すごくエロかったよ~」
「だってシャイさんのアレ恐ろしく大きくなっちゃうから、ありさはもう……☆★☆」
「ありさちゃんが悪いんだよ」
「どうして?☆★☆」
「可愛くてエロ過ぎるから勃起が止まらなくて」
「あはは、そんな嬉しいこと☆★☆……ん??☆★☆」
「どうしたの?」
「きゃっ!!大変!!★☆★」
「どうしたの?」
「隣のカップルがこっち見てるぅ……★☆★」
「う、うそっ!!」
ありさの言葉に驚いたシャイが右側のバルコニーに目をこらすと、カップルがじっとこちらを見ているではないか。
「どひゃぁ~~~~~!!」
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