上気した素顔が とても奇麗だと思った

窓の外には ささめ雪の白
湯上がりの肌に 夕陽が映える

静寂が包みこむこの部屋で
きみがいることを強く意識する

陽が西にかたむき夜が訪れる
薄明りをともし
雪の傘をかぶる木々の息づかいを
感じるきみがいる

日常にふと疲れたとき
きみの笑顔が見たくなって
京の都にきてみた
ぼくのわがままに
困ったようにほほえむきみ

さざめ雪の白 うなじの白
鮮やかなコントラスト
美の祭典に酔いしれる

心にデッサンえがきつつ
くちづけをかわす

時は一月

















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