体験談『セールスレディ』



せんねん 作


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第2話


車に戻り「帰りましょう、もう遅くなったし」という朱美に「どうして別れなきゃならなくなったんだ、俺は初めて会った時から大久保さんのことがすごく好きになっていたんだよ」と朱美を旧姓で呼んだ。「結婚して、幸せに暮らしているというのなら許せるけど、離婚するなんて悲しすぎるよ。僕は何もしてあげられないじゃない」自分でも信じられないくらいに大粒の涙が溢れ出し頬をつたった。演技をしている訳ではなく感極まった訳でもなく、ただ朱美とセックスをしたいという気持ちで一杯だった。朱美は驚くわけでもなくその大きな瞳で俺の表情をじっと見つめていた。俺が朱美の両肩に手をかけ抱き寄せると、朱美は抗うことなく、顔を近づけるとそっと眼を閉じたのでそのまま唇を重ねた。しばらく舌を絡ませながらキスを繰り返し、そっと離れると朱美も静かに眼を開けた。「ずっとこうしていたい。今日キスをした証拠を朱美の首筋に残したい」と言うと「それはできないわ、明日仕事に行けなくなっちゃうじゃない」とクスッと笑った。「じゃあ、服で隠れる所なら大丈夫だろっ」とすかさずブラウスの襟をめくり右の鎖骨の下あたりにキスをした。そしてボタンを二つ三つとはずし、右の胸へと唇を這わせた。
「いやっ、誰かに見られるじゃない、他人に見られたら困るじゃないの」
「いいよ、誰かに見られたら『僕たち愛し合っています』って見せ付けてあげればいいさ」
「だめよ、だめっ」「お願い、こんなところじゃイヤよっ」
「わかったよ、じゃあ人目につかない所へ行くよ。それでならいいんだね」
「… えっ …」
「じゃぁ、そうしよう」
「……」
俺はミニバンを郊外の高台にあるグランドの駐車場に車を乗り入れ停めた。満月で月明かりがかなり明るく感じられたが、郊外だけあって周りに止まっている車は一台もなかった。
後部座席はフラットにしておいたので助手席を倒して朱美の上に馬乗りになるように覆い被さり彼女を後部座席のほうへ移動させた。改めてキスをしながらボタンをはずし、抱き起こしてブラウスを脱がした。上半身ブラジャーのみの朱美の鎖骨から胸のふくらみへと唇を這わせながら、ブラジャーを外すとブルンッと形の良い乳房がはじけるように露わとなった。両手で二つの乳房を寄せるように揉みながらツンと立っている左の乳首を口に含み、右の乳首を左手で強くつまんだ。
「あっ…イヤッ、キ…キスをするだけなんでしょぉ」
「そうだよ、服で隠れるところにいっぱいキスするんだよ、今からいっぱいキスをするんだからね」
チュバァッ、ヂュルゥとわざと音を立てて左右の乳首を交互に吸ったり、舌先で転がすように嘗めまわしたので朱美の乳房は唾液でベトベトになっていった。



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