dontno 作

官能小説『美咲』



第1話

なぜあんな事をしてしまったのか・・ちょっと、後悔しているようなしてないような・・・


 俺は20歳の大学生。自宅から大学に通っている。両親は去年から父親の赴任先の九州
にいて、帰ってくるのは1ヶ月に2回くらい。今はほとんど小学校3年生の妹と二人暮ら
しのような状態。家事は妹と俺が半分ずつ分担しているが、叔母が車で30分ほどの場所
に住んでいるため、俺が授業の関係で帰りが遅くなる日などは、顔を出してくれるそれ以
外はずっと二人きり。俺は何とも思っていなかったが、妹は寂しい思いをしていたのかも
しれない。

 妹の名は美咲、ショートカットのボーイッシュなタイプで、自分のことを「ボク」と呼
ぶ男勝りな女の子だ。髪を伸ばしておとなしくすれば可愛いと思うのだが、学校で喧嘩を
しても負けてくるようなことはまず無いし、今時珍しく外でよく遊ぶ子供だ。俺も蹴られ
たり殴られたりすることも珍しくない。しかし毎日一緒にいれば喧嘩ることにも飽きて、
いつの間にか美咲は俺のことを今まで以上に慕ってくれるようになった。元から年が離れ
ていたこともあり、美咲は俺のことをいろいろと頼りにしていたようだ。今までは可愛い
妹だと思っていたし、年が離れているため、自然と一緒に風呂に入ったりしても全く何も
感じなかった。なんと言っても、俺が中学生の頃はおしめを変えてあげたくらいだ。欲情
するはずもない。この平凡な兄妹の生活がちょっと変わってしまったのは、1週間前の週
末の出来事があったからだ。


今日は夕食の当番が美咲の番だ。しかし、美咲ははっきり言ってほとんど料理が出来ない。
包丁を使わせるのは見ている方が怖くてイヤだし、背が低いからスパゲティパンなどをコ
ンロにかければ中を覗くこともできない。必然的に簡単な料理になってしまう。今日はレ
トルトカレーだった。食べ飽きたカレーを食べ終わって、俺はテレビをぼーっと見ていた。
美咲は洗い物をしていたが、水道の蛇口をひねる音がして、ぱたぱたと走ってくる音が聞
こえた。そしていきなりの予想外のこの一言。



全てはこの言葉から始まった。


 「ねーおにいちゃん?せっくすってなに?」

はぁ!?いきなり何を聞くんだ?俺は返答に困ってしまった。小学校3年生の言うセリフ
じゃないだろ?まったく、今時のガキってのは、ホントにませてるなぁ・・・何処で覚え
たんだよ?いったい・・・

 「はぁ?何言ってるんだよ?そんなのおまえは知らなくてもいいんだよ。」

 「え~~!?お兄ちゃん知ってるの?ずるいよ~!!」

 「ばーか、中学生になったら教えてやるよ。今はまだ早い。」

まぁ、中学生にもなれば友達との会話からそれがどういうことか分かるだろう。今は知る
必要もないし、そんな事を言うのも恥ずかしくてイヤだった。

 「だってね、萌ちゃんが彼氏とセックスしたんだって!みんなセックスって知ってるの
  にボクだけ分からなかったんだよ!!悔しいじゃんか!ボクもセックス知りたいよ!」

な、なに・・!?小学校3年生で、彼氏とセックスだと!?ちょっと待て・・俺だって中
学3年だ。しかも当時の仲間内では早いと思ってた。なんかおかしいぞ?世の中・・・

 「ちょっと待て・・萌ちゃんて、おまえの友達の萌ちゃんか?」

 「そうだよ?この前もウチに来たじゃん。」

 「彼氏がいるって・・美咲の同級生か?」

 「違うよ、高校3年生だって言ってたかなぁ・・・名前は忘れちゃったケド。」

おい・・・小学3年生の彼女って・・・犯罪だろ?凄まじいロリコンじゃねーか?美咲と
同い年の子供に欲情するか?そもそもセックスって・・・できるのかよ?

 「萌ちゃんが、その彼氏とセックスしたっていったのか?」

 「うん。そうだよ?彼氏の家で昨日しちゃったんだって。」

やはり世の中おかしい。そんな事が許されてたまるか・・・

 「今日ね、学校でその話をしてたんだけど・・・・」

 「ふ~ん・・・みんなはセックスって言葉知ってたのに美咲だけ知らなかったんだ?」

 「さっきからそう言ってるでしょ!ボクだけ取り残されちゃって・・・お兄ちゃんは 
  知ってるんでしょ?だったら教えてよぉ!」

とは言え、セックスを教えることなんかできない。とりあえずは、その簡単な意味だけで
も教えてやろうと思った。

 「いや・・・でもなぁ・・・そうだ、学校で性教育やったか?」

 「性教育・・?えっと・・・保健室の先生と一緒に女子だけ呼ばれてお話聞いた事かな
  ぁ・・・たしか「せいきょういく」って言ってたと思うけど・・・」

 「それだ、その時に聞かなかったか?セックスの話。」

 「う~んとね・・・その時は月経のお話だったよ。」

月経・・・あ、生理のことか。なるほど。小学校3年過ぎると始まる女の子もいるらしい
からな。ってその時にセックスの話もしておいてやればいいのに・・・

 「その時のお話はどんなことを聞いたんだ?」

 「・・・・・お兄ちゃんのエッチ・・・」

 「はぁ?何言ってんだよ?」

 「女子だけのお話なんだよ!男子には教えないんだからね!」

 「ばーか、セックスを教えるのに必要なんだよ。さっさと言え。っと・・・あ、その前
  にビール持ってこい。グラスもな。」

 「ぶぅ。。なんでそんなこと・・・」

ふくれた可愛い顔をして冷蔵庫にビールを取りに走る。

 ”ぱたぱたぱた”

俺はなんとなくこの音が好きだ。美咲がスリッパでフローリングを小走りする音。なぜか
安心してしまう。と、ふと気づいた。なんかさっきから俺、セックスって連呼してるよな
ぁ・・妹の前で何を言ってるんだ・・・反省しなければ・・・

ビールを「ドン」と置くと、栓を抜き、グラスを俺に渡してビールをつぎながら言う。

 「言わなくちゃいけないの?」

 「別に恥ずかしがることもないだろ?つーか、俺はほとんど知ってるんだよ。何処まで
  聞いたか知りたいだけ。」

ビールをぐいっと飲み干すと、美咲は次の一杯をまたつぎ足す。しっかりと酌をしてくれ
るのがこいつの良いところだ。うん。

疑わしい目で俺を見ると、少し恥ずかしそうに話し始めた。


第2話

 「えっとね・・・女の子は子供を産むために、「卵子」っていうのが毎月体の中に作ら
  れるの。それでね、それと「精子」っていうのが出会うと赤ちゃんの元になるんだよ。
  でもね、「精子」と逢えなかった「卵子」は、体の外にでていくの。その時に一緒に
  血が出るんだって。それが月経って言うんだよ!」

なるほど。教わったばかりの見事な解説だ。俺に言えと言われてもうまく言えなかっただ
ろう。そこまで知っているなら話は早い。が、終わったと思いきや、まだ話し始める。

 「それでね、初めての月経のことを「初潮」って言ってね。お母さんがお赤飯炊いてく
  れるんだって!おめでたいことなんだよ!知ってた?」

なるほど。どうやらここまでか。初潮、こいつはまだだな。当分だろう。まだこ~んなに
ガキだしなぁ。つーか、俺に赤飯がどうだとか知ってるかって言われても、女じゃないか
ら生理もない。もちろん赤飯も炊いて貰ってない。

 「でもね・・うちはいつもお母さんが家にいないでしょ?だから先生が月経が始まった
  ら、保健の先生のところに行きなさいって。」

たしかに・・・俺は生理用品の使い方を教えることはできないな。母親がいないことで苦
労かけてしまうな・・・と、親のような心配をしてしまった。まぁしょうがない。保健の
先生が付いているんだし・・・しかし、家で始まったら・・・まずいな。今度女友達にな
んとなく聞いておくことにするか。・・・・変態と思われそうだが・・・・しょうがない。
「生理用品もくれ」なんて言ったら・・・友達無くすな。

 「まだおまえは月経始まってないだろ?」

 「うん。まだだけど・・・」

 「始まってる子もいるのか?」

 「いるよ。優香ちゃんと、愛奈ちゃん。」

 「そうか、女の子が大人の女になった証拠だからな。その二人はもう大人だな。」

 「そーだよね!みんなもすごく羨ましがってるんだよ!」

『いや・・生理痛とか大変らしいぜぇ・・・』と、心の中で思ったが、口にはしなかった。

 「おまえはまだまだだな。こ~んなにガキだし。当分だろうな。」

すると顔をぷくっと膨らませて怒る。美咲のこの顔は可愛くて好きだなぁ・・と思ってい
るとスネを思い切り蹴られた。

 「いぃ!?・・・・・・・・い・・いてぇ・・・・・」

 「べーーっっだ!!ボクだってもうすぐ大人になるよーだ!」

やっぱり可愛くない。

 「それよりもさぁ!セックスのこと、教えてよ!」

あぁ、そうか。そう言えばその話だった。性教育の授業をしているなら話が早い。まぁ、
やばくならない程度にと思いながら、話し始めた。

 「さっき話してた精子と卵子の話があるだろ?」

 「うん・・・・」

 「卵子は女の子の体の中に出来るんだよな。」

 「うん、そうだよ。」

 「じゃあ、精子はどこから来るんだ?」

 「え?・・・・・・・・・えっと・・・・・・・・・・・・・・わかんない。だって、
  まだ性教育は始まったばかりなんだもん!また次の時に聞くんだと思う。」

 「じゃ、その時まで待て。その時に教えてもらえるだろ」

俺はつまらなそーにテレビを見始めた。

 「え~~??ダメ!!月曜日もきっとその話するもん!その時には知ってたいの!」

あ~あ、めんどくせーなぁ・・・

 「しょうがねーなー。じゃあ黙って聞いてろ。」

 「うぅ・・・うん。」

 「はいだろ?」

 「はぁ~~い。。」

 「えっと・・どこまでだっけ・・・ああそうだ。精子は男の体の中で作られるんだよ。」

 「へぇ~?そうなんだぁ・・・」

 「んじゃ、そこで問題。男の中で作られた精子と、女の中で作られた卵子、どうやって
  出会うんだ?」

 「え・・・・?う~ん・・・・・・・っと・・・・・・・・・・・・・・わかんない。」

 「それがセックスだ。セックスをすると男の精子と女の卵子が出会うんだよ。」

ヤバイ・・・まじめに性教育の授業をやってしまっている。なんだかなぁ・・・

 「な~んだ!そっかぁ!それがセックスって言うんだね!?」

 「そー、ゆー、こ、と、」

俺は美咲に背を向けるとつまらないバラエティー番組を見ながらまたビールを飲み始めた。
もうこの話は終わったつもりだった。が、しかし・・甘かった。

 「どうやるの?」

 ぶっ!
俺はビールを吹き出しそうになってしまった。ここまでつっこんで聞いてくるとは思って
いなかったからだ。参った・・・説明すべきか・・・

 「そんなのまだ知らなくていいって言っただろ!?」

 「だって!萌ちゃんはもうしたって言ってるんだよ??ボクだっていつ彼氏が出来て 
  セックスするか分からないもん。今のうちに知っておかないと・・・」

おい!待て待て待て!!やるつもりなんかい!?まだ早すぎだ!妹が小学校3年でセック
スをするなんて、兄としてはちょっと耐えられない。というより、相手の男が許せない。

 「美咲ぃ~~おまえなぁ・・あんな事小学生には早すぎるぞ。ほとんど不可能だ。萌ち
  ゃんはどうだか知らないが、おまえには出来ない。」

 「なんでボクじゃ出来ないの?じゃ、お兄ちゃんはやったことあるの?」

しまった・・墓穴を掘った。しかし、嘘を付いてもしょうがないので、言うことにした、

 「あるよ。」

 「え~~~~~あるの?教えてよ~!ねぇ!」

 「うるせーなぁ・・だからおまえじゃ出来ないって言ってるの。」

 「なんで~?お兄ちゃんに出来て、ボクに出来ないわけないでしょ?」

 「だからぁ・・・女は中学生くらいにならないと無理だ。」

 「そんなことない!!ボクにも出来るの!」

 「出来ない!」

 「出来る!!」



第3話

 「おまえじゃ無理だ!」

 「無理じゃない!」

 「無理だっつってんの!」

 「なんで?」

 「はいらねーよ、そんな小さいのに。」

あ・・・・・・・・・・・・・・・やべぇ・・・・・・・・・・・・

 「入る?」

 「いや、なんでもない。」

 「ねぇ?何が入るの?」

 「しらねーよ。」

 「何にはいるの?」

 「しらねー。」

 「教えてよ~~!!」

 「やだ。」

 「教えて!!!」

 「ヤダったらヤダ。」

まずったなぁ・・と思いながら横目で美咲の顔を見ると、いつものふくれっ面で顔を真っ
赤にしている。そろそろ諦めるかと思って、またビールを一口飲んだ。

 「もしかして・・・膣に入るの?」

 ぶっ!!
また吹き出しそうになる。

 「あっ、そうなんでしょ?」

 「知らん。」

 「そうなんだ~!お兄ちゃん嘘つくとすぐ分かるんだもん。左の眉毛が上がるんだよ!
  可愛い♪」

何でそんなこと知ってるんだ?こんなにガキなのに・・しかも一回りも上の兄に向かって
可愛いって・・・なんだそりゃ?

 「うるせーよ・・・」

 「ねぇ、そうなんでしょ?先生が言ってたもん。膣に精子が入って来るって。」

 「知ってるんじゃねーか。そうだよ。」

 「ふ~ん・・・・・・そうなんだぁ・・・。」

 「わかっただろ?もういいな?」

これ以上聞かれるとつらいので、無理矢理に話を結びにかかる。

 「どうやって精子入れるの?」

うぐっ・・・・・・・はぁ・・・核心をついてきやがった。

 「さーなぁ・・・勝手に入って来るんじゃねーの?おじゃましま~すってよ。」

 「そんな事あるわけないでしょ!ボクのこと子供だと思って!!」

 「子供じゃん。」

もっともだ。

 「子供じゃないよぉ~っだ!!」

 「子供だよ」

 「子供じゃないの!」

このやりとりがすでに子供だ。

 「教えてよ!」

 「めんどくせー。」

 「お兄ちゃんのいじわるぅ~~!」

 「うるせーなぁ・・・。そんな事知らなくても子供は生きていけるの。」

 「うぅ・・・お兄ちゃんの・・・いじ・・わる・・・うぅ・・う・・・ぁぁあああああ
  ああん!!いじわるぅ~~~~~~!!!」

しまった!泣かせちまった!!まずい!まずすぎる!!いつものパターンだと、ここで親
に電話を入れるはずだ!それは避けないと・・・今考えると、別に避けなければいけない
わけでもないのだが・・・

 「あぁぁ・・・悪い。わかったよ。俺が悪かったよ。」

いつものように膝の上に抱っこしてやって、肩までないくらい、ショートボブの柔らかい
髪を撫でてやる。もう小3だというのにこれをやらないと泣きやまない。やっぱり子供だ。

 「グスッ・・ヒッ・・・・じゃ、教えてくれる?」

はぁ・・・しつこい。しょうがない。教えてやるか。美咲を膝の上からおろして諭すよう
に言い聞かせる

 「わかったよ。教えてやる。その前に泣くのやめろ。じゃないと教えない。」

 「・・・ヒック・・・う、うん・・・グスッ・・・」

しゃっくりをしながら鼻をすすって泣く。泣き方もまさに子供だな。ったく・・・

 「泣きやんだな?んじゃ、教えてやるよ。」

 「うん・・」

まだ赤い目をこすりながら、まじめに正座をして俺の方をまっすぐ向いている、話しづら
いなぁ・・・こういうところはまじめなヤツだ。

 「女の子の膣は何処にあるか分かるか?」

 「う、うん・・・あそこ・・。」

恥ずかしそうな赤い顔をして言った。

 「アソコってどこだ?」

さらに真っ赤な顔になって、自分の股間を指さして、

 「ここ・・・」

 「はい、よくできました。んじゃ、男のそこには何がある?」

 「え・・・?お・・・・おちんちん・・・・」

これ以上ないくらい恥ずかしそうな顔をして言った。

 「そうだよな。女の膣と男のおちんちんが性器って言って、子供を作るための道具なん
  だよ。」

 「え・・・?おちんちんはおしっこするんじゃないの?」

ちょっとびっくりしたように質問を返してくる。

 「おまえのそこだって、おしっこするだろ?」

 「あ・・・・う、うん・・・・・・・」



第4話

 「それでな、男のおちんちんを、女の膣の中に入れて、精子を出すんだよ。そうすると
  膣の中で、卵子と精子が出会うんだ。」

すげぇ・・・俺まともな性教育やってるよ。偉いなぁ・・・つーか、これは学校の先生の
仕事だろ?何で俺がやらなきゃいけないんだ・・・・先生頼むぜ?

 「・・・お、おちんちんが、ボクの中に入って来るんだ・・・」

自分の股間を凝視して、下腹部をさするようにしてそんな事を言った。・・・・・いや、
そう言う言い方は止めてくれ。せっかく「男女」って言ってるのにさぁ・・・わざわざ
「ボクの中」って・・想像しちゃうだろーが!

 「膣って、どこにあるの?」

 「っておまえ、さっき知ってるって言わなかったか?」

 「おなかの中にあるのは知ってるよ。・・・でも、どこからおちんちん入るの?」

なるほど・・・まだ自分のま○こを見たことがないらしい。まぁ、鏡でもないと見れない
だろうからなぁ・・・小学生で観察するヤツもあまりいないか。

 「そんなことはもういいだろ。終わりだ。」

 「ヤダ!ここまで教えてくれたんだから、最後まで教えてよ!!」

ささ、さいごまで・・・・・・・・一瞬想像してしまった・・・

 「なに言ってんだ。そんなの自分で調べろ。」

 「どうやって?」

 「鏡で見ればいいだろうが」

なんかバカな事言ってるなぁ・・・俺。

 「一緒に見てよ!」

 「バカ!!人に見せるもんじゃねーだろ!!」

大慌てで言い返す。俺ってばちょっと動揺しているらしい。

 「いいもん、お兄ちゃんなら。一緒にボクのあそこ見ようよ!」

な、ななななんてことを・・・・・・・・しかし、ここまで来たら、無視して逃げるのも
どうかと思い、結局つき合うことになってしまった。

美咲は直径15センチほどの手鏡を持ってきて、何のためらいもなくはいていたスカート
をまくり上げ、可愛いピンクのハートパターンのパンツに手をかけると、ふと何かに気づ
いたように俺の顔を見ると、恥ずかしそうに言う。

 「ちょっと・・・あっち向いてて。。」

 「あぁ・・わるい。」

あわてて後ろを向いてよく考えると・・・・あれ?今から一緒にま○こ見ようってのに、
何でパンツ脱ぐところ見ちゃいけないんだ?・・不思議に思いながらも美咲が「いいよ」
というまで律儀に後ろを見ていた。

 「やっぱ恥ずかしいよぉ・・・・」

 「んじゃ俺やめるわ。一人で見てくれ。」

 「あ、ごめんなさい!いいよ・・」

よくわからないな・・・美咲は勝手に足を開くと、その間に手鏡を差し込み、じっくりと
観察を始めた。

 「ん~~~~~・・・・・・・・・・・・・よくわかんないよ・・」

俺はほとんど見ていなかった。当たり前だ。8歳の子供の、しかも妹のま○こなど、普通
は見るものじゃない。

 「ねぇ?おにいちゃん?どれが膣?」

 「あぁ?自分で探せよ。そんな広くもねーだろ?」

素っ気ない態度をとると、美咲はかえって聞いてくる。

 「ねぇねぇ!どれ?」

おいおい・・・美咲は下半身裸のまま立って、俺の顔に股間を近づける。やばいだろ!?
他人に見られたら・・・捕まるな、俺。

 「分かった。見るから座れ!!」

 「うん・・・」

またぺたんと床に座り込み、足を開いて、俺にま○こを見せつけた。

 「ふぅ・・・・・・いいか?」

興味津々で自分のま○こをのぞき込む。こりゃひでぇ・・線だよ。しかも全く無毛。産毛
すらない。一本の線が通っているだけみたいなもんで、俺が今まで見たことのない女性器
だった。

 「こりゃ見えないな。」

 「え~?」

 「ぴったり閉じてて、これじゃ膣なんか見えない。」

 「大丈夫だよ!」

そう言うと、なんと自分の指でぴったりと閉じたま○こを開いた。おいおい・・

 「ね?みえるでしょ?」

確かに見えるが・・・このポーズはちょっと・・・・危険すぎる。いやマジで。

 「どれが膣?」

俺はしょうがなくチビッコのま○この観察を始めた。しつこいようだが、こんな姿、誰に
もみせられないな。

 「ああ、これだ、これが膣口。膣の入り口。ここに男のちんちんを入れるんだよ。」

 「へぇ・・・・すごく狭いんだね?」

 「この入り口あたりにあるのが処女膜って言ってな。初めてセックスするときに破けて
  入り口が広くなるんだよ。」

 「そうなんだ・・・・これがおしっこの穴でしょ?・・・じゃ、これは?」

クリトリスを指さして恥ずかしげもなく聞いてきた。・・・言うべきか、言わないべきか。
悩んでしまった。まぁ、ここまで来たら怖いものなど無い。

 「それはな・・クリトリスって言って・・・なんて言えばいいかなぁ・・・気持ちいい
  んだよ。」

 「くり・・なに?」

 「クリトリス。」

 「くり・・と・・りす?」

 「そう。」

 「気持ちいいって・・・?」

 「そりゃ・・・・んっと・・・大人になって、セックスしたらわかる。」

 「ふ~ん・・・・・・・・・・」

なんか俺、変なことやってるよなぁ・・・そう思いながらも、妹の性教育だと、自分に無
理矢理言い聞かせて納得していた。



第5話

 「じゃ、セックスしようよ!」

・・・・・・・ちょっと待て。こいつ、何言ってるんだ?

 「おい、おまえ言ってる事の意味分かって言ってるのか?」

 「萌ちゃんだってしたんだもん。ボクもしたいよ!」

 「いや、そう言う意味じゃなくて・・・セックスってのは、恋人同士、大好きな人とす
  る事なの。兄妹でするものじゃないんだよ。」

 「大好きな人とするんでしょ?それならボクはお兄ちゃん大好きだから、お兄ちゃんと
  セックスするんだ!」

 「そういう好きじゃなくてだなぁ・・・おまえ、クラスに好きな男の子とかそういうの、
  いないのか?」

そう言えば一人の男の子を家に連れてくるようなことは今までなかった。もしそう言う子
がいたとしても、まだセックスするには早すぎるとは思うのだが・・・

 「いないよ。みんな弱いんだもん。ボクより強くないとダメ。」

 「いや・・・でもなぁ・・・」

 「大丈夫。萌ちゃんがしたのに、ボクがしてないなんてイヤだもん!」

 「だからぁ・・・そう言うノリでするものじゃないんだよ。そうだなぁ・・一番好きで、
  結婚したいと思うくらい好きな人と初めてのセックスってのはするモノなんだよ。だ
  からダメだ。」

我ながら今の女子高生とかに聞かせてやりたいセリフだ。いいことゆうぜ!俺!

 「いいもん!ボクお兄ちゃんと結婚するから!!」

まずい。。話にならない。こうなると美咲はしつこいんだ。強情だからなぁ・・

 「処女膜破れていたいぞ~~~~~!」

 「あ・・萌ちゃんも言ってた・・・痛かったって・・・。そんなに痛いの?」

 「そりゃもう!死んじゃうかと思うくらい痛いぞ!!」

脅して逃げるしかない。これだけ脅せばさすがにびびって止めるだろう。

 「やっぱり・・ち、血も・・・でるの?」

 「いっぱいな。すごくいっぱい出る。」

 「萌ちゃんはそんなに出なかったって・・・ちょっとだったって・・・」

 「個人差があるからな。痛い人は痛いし、痛くない人は痛くない。血も、たくさん出る
  人と、全然出ない人もいるからな。」

あ・・・・しまった。まともに答えちまった・・・・

 「なんだ。もしかしたら出ないかもしれないんじゃん!痛くもないかもしれないんだ!」

つーか出ないわけないだろ・・・こんなんに突っ込んだら・・・

 「あ・・いや、そのなぁ・・・」

 「大人になってセックスして、痛い思いするなら、今お兄ちゃんとしたいよ!」

ヤバイ。。。ぐらっと来てしまった・・・どうしてそんな可愛い笑顔でそういうことを言
うかなぁ・・・しかもノーパンスカート。そういう変に興奮するような格好で。実は、密
かに俺のチ○ポも相当大きくなっていた。普通の女が相手なら見破られているところだ。

 「でも・・・いや・・あの・・・なぁ・・」

 「あ、そうだ!ボクのあそこ見たんだから、お兄ちゃんのおちんちんも見せてよ!」

しまったぁ!!まずい、まずすぎる。今はまずい。イヤ、今じゃなくてもだ。美咲の妙に
意識した視線を当てられたら大きくなってしまいそうだ。まずい!変なことに気づくんじ
ゃない!あぁ・・どうしようかなぁ・・・

 「バカ!見せもんじゃねーよ!」

 「ずるいよ!ボクのだけ見て、お兄ちゃんのは見せないなんて!ずるい!」

どうやら形勢は圧倒的に不利だ。

 「おまえが見ろって言ったんだろ?俺は見たいなんて一言も言ってないぞ!」

 「ずるいずるいずるいぃ!!みせてよ~!!」

美咲が俺のジーンズに手をかけようとした。まずい!!とっさにはねとばしてしまった。
美咲はひっくり返り、赤いタータンチェックのスカートは思い切りめくれ上がりノーパン
のま○こは足を大きく開いていて、穴まで丸見え状態。男の悲しいサガか・・・それとも
俺にロリコンの気があるのか。幼女のま○こに俺のチ○ポは思い切り反応してしまった。
しかし、美咲はすぐに起きあがらずに、鼻をすすり始めた。

 「うぅ・・・う・・う・・ぐすっ・・・」

まずい!!また泣く!!これで泣かれて、親に電話され今の状況を話された日には、俺は
勘当される。いや、警察に突き出されるかもしれない。いったい、どうすればいいんだ・・
とにかく泣かせないようにしなければ・・・・

 「あ・・・だ、大丈夫か?美咲・・・?」

 「・・・うぅ・・・・・・・・」

今にも泣きそうな顔。牽制するか。

 「泣くなよ?泣き虫は嫌いだぞ?」

 「な、泣かないもん!」

 「でもごめんな・・・ホント。痛いところ無いか?」

 「大丈夫・・・」

 「今のは俺が悪かった。ホントにごめん。」

すると、表情がパッと明るくなり、にこっと笑って、

 「ね。じゃ、許したげるからぁ・・・・見せて♪」

げ・・やられた。うそ泣きだ。女の最強の武器。この年ですでに手に入れているとは・・・

 「え・・・いや・・・でも・・・」

 「あぁ~!それじゃ、お母さんに言っ・・・

うあぁ~~~~!!!まずい!俺はその言葉を遮るようにとっさに喋ってしまった。

 「だぁ!わかった!見せるよ!見せるから・・・」

 「ほんと?やったぁ!!」

完全に美咲のペースに巻き込まれ、ついに抵抗もここまで。一回り年下の美咲は一枚上手
だったようだ。しかし、この大きくなったチ○ポを見られるわけにはいかない。時間稼ぎ
をしなければ・・・そうだ、風呂だ!

 「あ、悪い、その前にシャワー浴びてくるよ。おしっこして汚いままだと悪いからな。」

 「うん。わかった!一緒に入ろっ!」

 「い、いや!それはダメだ!いいから、俺が出るまで待ってろ。」

 「ぶぅ・・・うん。。」


第6話

何とか時間稼ぎが出来たようだ。この間に一発抜いてとにかく萎えさせよう。風呂場に行
くと、すぐにオ○ニーを始めた。はぁ・・妹に見せるために、何でこんな事を・・・・・
エロ本などのおかずがないのだが、なぜか浮かんでくるのはさっきみた美咲のつるつるの
ま○こ。ヤバイよなぁ・・・そっちの世界に足を踏み入れそうだ。ネタはともかく一発抜
き終わりシャワーを浴びていると、脱衣場から美咲の声が。

 「お兄ちゃん入るよ~!」

 「えぇ??お、おい!?」

すでに時遅し。まっぱになって風呂場に入ってきてしまった。

 「出るまで待ってろって言っただろ!?」

 「いいじゃん。久しぶりに一緒に・・・ね?」

はぁ・・・今日はまずいなぁ・・と、思いながらも股間をかくし、バスタブに逃げ込んだ。
すると美咲も軽くシャワーで体を流すとバスタブに飛び込んできた。いや、まずいって、
ダメだってば・・・

 「おいおい・・・。」

 「久しぶりだね~。ボク、お兄ちゃんと一緒にお風呂はいるの半年ぶりくらいなぁ?」

 「あ・・あぁ・・そうかもな・・」

もう俺は気が気じゃないっていう状態だ。しかもまた膨らんできてしまった。懸命に美咲
から見えないよう隠しながら、出来るだけ平静を装う。

 「ね。おちんちん見せてよ?」

はぁ。。。やっぱりまた始まったよ。

 「またあとでな・・・。」

 「ケチ!」

 「けちって・・なんだそりゃ?」

 「いいじゃん!減るもんじゃないしさ!」

いや、それは女が言うせりふじゃない。どこで覚えて来るんだ?

 「まーいいや、俺は出る。」

 「え~?お兄ちゃん頭洗ってないよ?」

そうか・・オナニーしただけで、頭も体も洗っていなかった。

 「いや、いいんだよ、毎日洗わなくても。」

 「だめ~~!夏は毎日洗わないといけないんだよ?ボクが洗ってあげるから!」

さばっと立ち上がると、洗い場に下り、頭の上からシャワーをかける。目の前にまた筋一
本のま○こが・・・はぁ・・

 「そんなのしなくていい!」

 「ほらほら、遠慮しないで!」

しょうがない・・・でかくなり始めているチ○ポを隠すと、洗い場に出て座り込む。

 「洗ったげるね~~♪」

美咲は俺の後ろ側にまわるとシャンプーをかけてがしゃがしゃと洗い始めた。まいったよ
なぁ・・目をつぶっていろいろ考えながらぼーっとしていると髪を洗っている手が止まっ
た。ん・・・なんだ?終わったか・・・?すると・・・なんてことだ。。

 「お兄ちゃんのおちんちん。見ぃちゃった~~!」

 「バカ!見るな!!」

あわてて両手で隠す。まずい、でかくなってる。

 「あれぇ・・・?なんかおっきくなってるよ?」

 「気のせいだ!見ないでいい!!」

 「見せて見せて~!」

 「ダメだって言ってるだろーが!」

 「いいもん。ボク、勝手にみちゃうから。」

すると・・・美咲の小さな手が手の隙間を通って俺のチ○ポに触れた。

 「うあぁ~!?おい!止めろ!」

 「あれぇ・・・?なんか硬いよ・・?」

まずい、ばれた。

 「バカ、最初からこんなだよ。」

 「え~?違うよ!前見たときはもっと柔らかかったよ?」

 「気のせいだ。」

 「こんなにおっきくなかったし・・・・・」

シャンプーのせいで目を閉じていて、今どんな状況なのかよく分からない。どうやら俺と
向かい合って座り込んでいるようだが・・急いでシャワーで泡を洗い流すと、びっくりし
た。美咲の顔は俺の足の間にあって、チ○ポから30センチほどの距離で凝視している。
さらに手を伸ばそうとしてくる。チ○ポはもうギンギン。片手では隠せないほどになって
いた。

 「見るなぁ!触るなぁ~!」

 「ねぇ・・・何でこんなに大きくなってるの?」

もうここまで来たらどうしようもないか・・・開き直ってとことん性教育してやるか・・・

 「しょうがねーなぁ・・・わかったよ。見せてやる。だから・・・触るな!!」

まだ触ろうとしているので美咲の手を払いのけながら言った。

 「はぁ・・・こんなモノ見るのまだ早いと思うけどなぁ・・・」

 「いいのいいの!見せて♪」

めちゃくちゃ恥ずかしかったが、手をどかし、最大級まで大きくなったチ○ポを、8歳の
妹、美咲の目の前にさらす。こんな緊張したのは初めてかもしれない。

 「おっきい・・・・・・・・」

普通は誉め言葉なんだが・・・なんだかなぁ・・・・

 「こんなにおっきいのが、ボクのおなかの中にはいるの?」

いや、だから俺はおまえに入れるつもりは無いんだけどなぁ・・・と思いながらも、心の
奥底では、さっき見た小さすぎる穴の中に入れてみたいかも・・・と、思い始めていた。
そう思うとさらに大きさは増し、カチカチになってしまった。

 「な・・なんか・・もっと大きくなったよ?」

 「あ・・あぁ・・・大きさが変わるんだよ、ちんちんは。」

 「この中で精子が作られるの?」

息がかかりそうな距離で美咲が喋るとぴくぴくと動いてしまった。

 「え!?何これ?動いてるよ??」



第7話

 「うるさい・・精子はな、こっちの袋に入った玉の方で作られるんだよ」

 「へぇ・・・この中で精子が出来るんだ・・・」

不意に玉を触ってきた。急なことでよけることが出来なかった・・・

 「あぁ・・お、おい・・・さ、触るな・・・」

そんな事をしているうちに、なんと先走り汁が染み出てきてしまった・・・・・

 「あれ?なんか先から出てきたよ?ヤダ・・もしかして・・・おしっこ?」

 「バカ!違うわ!」

 「おしっこじゃないの?じゃ、なに?」

 「この中に精子が入ってるんだよ。女の膣の中にはいると、この汁がもっといっぱい出
  て、卵子とくっつくと子供が出来るんだ。」

 「ふ~ん・・・・ホントに入るのかなぁ・・」

すでに20センチくらいの距離まで近づいている。なんかムラムラしてきた・・・・やば
いよなぁ・・・でも・・・・ま、いっか。って、全然良くないが・・・

 「触ってみたいか?」

なんて余計なことを・・俺のバカ。この言葉が一気に流れを変えてしまった。

 「触っていいの?ほんと?」

 「あ、ああ・・・触ってみろ。」

ちょっと緊張した顔で限界の近いチ○ポに手を伸ばす。

 「ん・・ぅぁ・・・」

つい声が出てしまった・・・

 「あれ?・・お兄ちゃん・・痛いの?」

可愛く顔をかしげて、丸い目で上使いに俺の顔をのぞく。

 「いや・・痛くないけど・・・」

 「変な声出して、どうしたの・・?」

心配そうな顔でさらに俺の顔をのぞき込む。やばい。もう妹だということを忘れそうだ。

 「いや・・・気持ちがいいんだよ・・・・・」

 「えぇぇぇ~~~!?気持ちいいの?」

 「あ、あぁ・・・」

美咲は手を動かし始める。気持ちよすぎる。小さくて柔らかい手は、今まで味わったこと
のない快感をもたらす。

 「ボクが触ってるから気持ちいいの?」

 「そうだよ、男は女の子にちんちんをさわられると気持ちいいんだ。」

 「もしかして・・さっき言ってたボクのくり・・・なんだっけ。えへ。。あれを触ると、
  ボクも気持ちよくなるの?」

 「ああ、そうだよ。クリトリスも触ると気持ちよくなるぞ。」

 「そうなんだ・・・」

手を強く動かすと俺の反応が大きくなることに気づき、面白がって激しく動かし始めた。
やば・・このままだと・・・イっちゃいそうだ。

 「あははっ!お兄ちゃん、気持ちいいの・・・?」

 「うっっ・・くっ・・・うん。いいよ・・・」

 「あは。。もっとしてあげるね?」

といって、強く握り、上下に動かした瞬間、イってしまった。

 「きゃ!?」

精子が飛び出し美咲の顔に思いきりかかる。

 「やだぁ~~?何?おしっこでちゃったの??汚いよ~!」

 「う・・あぁ・・違う。これが精子だ。ちんちんを膣に入れて、これをお腹の中に注ぎ
  込んだとき、お腹の中に卵子があると子供が出来るんだよ。」

 「これが・・・?」

ついさっき一度出したばかりなのに、大量に出てしまった・・・美咲はそのベタベタした
モノを顔から拭うと、不思議そうに眺めた。

 「汚くないの?」

 「汚くはないよ。」

すると、なんと舌を出し、ぺろっと舐めてしまった・・・

 「うぅ・・・苦くてしょっぱい・・・・」

な、なんてことを・・・・・・

 「おいしくなかったよぉ・・・」

いや、誰もおいしいとは言ってないんだが・・・・

 「ねーねーお兄ちゃん!!次はボクも・・・気持ちよくしてくれる?」

はぁ?そ、それは・・・まさか、そういうことなのか・・・?まずいとおもうんだが・・・

 「くり・・なんとかを触れば気持ちいいんでしょ?触ってよ!」

 「いやでも・・・」

 「お兄ちゃんずるい!ボクもお兄ちゃんのこと、気持ちよくしてあげたんだからね!次
  はお兄ちゃんの番だよ!」

なんか、もうどうでも良くなってきてしまった。犯っちゃってもいいかも・・・なんて、
危険なことまで考えてしまった。今ならまだ止められるか・・・と思い、『もう終わり』
と、言おうと思ったら・・・・・

 「ここだったよね・・・」

自分で触り始めた。

 「これを触れば気持ちいいの?」

まずいまずい!!何とかこの空気を変えなければ・・・・そうだ。これは近親相姦だ。子
供が産まれると、奇形児になる確率が高いって言う話だ。これを言えば納得するだろう!

 「もう止めようぜ。いいか?セックスってのはな、家族でしちゃいけないんだよ。もし
  すると、赤ちゃんが病気になって産まれて来るんだよ。」

こうでも言って止めなければ・・・

 「え・・・?そうなの?」

 「そうだ。だから兄妹でセックスはしちゃいけないんだよ。」

 「でもボクは月経まだだし、赤ちゃん出来ないんじゃないのかなぁ・・?」

あ・・・そうか、なるほど。この話説得力無かったか・・・しかし、頭の回転いいなぁ。

 「だから大丈夫。ね?しよっ♪」

か、可愛い・・・自分のクリトリスを触りながら、兄に向かってなんて事を・・・まずい、
でも・・・ホントに犯っちゃおうか・・・?



第8話

 「お兄ちゃん!ねーボクも気持ちよくしてよ・・」

まぁ、やると思えば、ペッティングくらいは許させる範囲さ。うん。そうだ。そうに決ま
ってる。まーいいだろう。いや、ホントは良くないが、その時は、そう思ってしまった。
 
 「・・・しょ、しょうがねーな・・・ちょっとだけだぞ?」

 「あはっ。。やったぁ~!セックスしてくれるの?」

 「バカ!違う、気持ちいいことしてやるだけだ。勘違いするな。」

 「なーんだ。でも、気持ちよくさせてくれるんだぁ~!やたっ!」

なんだかなぁ・・・・とりあえず風呂場ではなんなので、あがることにした。体を拭いて
やると、裸のまま俺の部屋に走っていった。ホント、まだまだガキだなぁ・・・って・・
こんなガキと”そういうこと”をしようとしてる俺って・・・やっぱり・・・ともかく、
トランクスとTシャツを着て部屋にはいると、美咲は俺のベットの中で裸のままゴロゴロ
していた。

 「やっぱもう寝ろ。俺はおまえの部屋で寝る。」

実はすでにこの時点で俺はやる気満々。心にもないことを言って、美咲が『して!』とい
うのを期待していた。そして期待通りのセリフ

 「やだぁ~!して!」

単純で面白い。

 「しょうがねーなぁ・・・じゃ、仰向けになって足開け。」

 「はぁ~い!」

なんか、明るいって言うか・・・色気も何もねーな、こりゃ。

 「気持ちよくなるためには緊張していないといけないんだよ。少しは無口になれ。」

ちょっと不満そうな顔をしていたが、しょうがなさそうに

 「うん・・・。」

よし、それでいい。俺は美咲に覆い被さるようにすると、小さい体をつぶさないように左
腕で体重を支え、右手でつるつるのま○こを弄りはじめた。痛くしないように、触るか触
らないか、ぎりぎりのところで愛撫した。すると、そっこーで

 「きゃはははは!!くすぐったぁ~~!!!」

・・・・・・・・・・・・・・おい。

 「ひゃはははっ!やだぁ~お兄ちゃん!くすぐらないでよぉ~!」

その瞬間、俺は切れた。むっかつく!!せっかく人が優しくしてやろうとしてるのに!!
許せん。俺はその体勢のまま、何も言わずに美咲の唇をふさいだ。

 「!?んんん??・・・・」

抵抗はあっという間に終わり、唇を離すと、美咲はちょっと恥ずかしそうに

 「あは・・・・・・ボクのファーストキス、お兄ちゃんにあげちゃった。。」

可愛いなぁ・・・・・なんだ、そういう表情も出来るんじゃねーか。って・・ファースト
キスだぁ?その前にチ○ポしごいて顔射までされてるくせによ?? まあ、とにかくこの
キスで俺は完全に壊れてしまった。本気で犯ろうと思ってしまった。キスをしたことで、
少しは女らしくなったようだ。ディープキスでもしたら、少しは感じるようになるかもし
れないな・・・やってみるか。

 「俺じゃ、イヤだったか?」

 「ううん・・そんなことない。お兄ちゃんで良かった。」

泣かせてくれるぜ・・・

 「そうか、じゃ、大人のキスもしような。」

 「え?大人のき・・・・・・

言い終わる前にもう一度唇を重ねる。今度は舌を突っ込む。

 「んんんんんんんん~~~~!?!?!?!?」

びっくりして声にならない唸り声をあげていたが、小3の小さな体を抱きしめると、少し
ずつ落ち着き、黙って目を閉じた。子供ってのは体はもちろん、口まで小さいんだよな。
長いディープキスを終えて美咲の表情をうかがってみると、とろ~んとした目で俺を見つ
めていた。

 「どうだ?大人のキスの味は。」

 「ん・はぁ・・・なんか・・・よくわかんなかったけど・・・・きもちよかった・・・」

おっけー。予定通り。どうやらこれで女になったようだ。しかし、ファーストキスの10
秒後に、初めてのディープキスか。ちょっと悪い事したかな?なんてことは、今は思うけ
どその時は全く思うわけない。

 「じゃ、始めるぞ・・・・」

 「う・・うん・・・・」

俺はもう一度深いキスすると、まず最初に乳首をいじることにした。今の状態なら、ここ
も感じるかもしれないと思ったからだ。正解だった。胸はやせがたの男と変わらない、ま
さに「ぺったんこ」だったので、乳首しか攻撃できない。「揉む」という行為は不可能だ
った。とりあえず乳首をちょっとつまむと女らしい声を上げてくれた。

 「んん・・・・・・・・んぁ・・・・あんっ・・」

やればできるじゃねーか。いい声で鳴くな。気をよくした俺は唇を乳首に移した。乳首と
は言え、あまりにも小さい。俺のより小さい。が、舌全体でぺろっと舐めあげてみる。

 「んんんん・・・・・・あぁ・・・・ふぅ・・」

完全に感じているな。そう思った俺はついに本命のま○こに照準を移動した。念のため、
もう一度キスをする。早くも病みつきになったか、俺の首に腕をまきつけ、ぎゅうっと抱
きしめる。なんか嬉しいナ。そのまま毛の全くない一本のラインを優しくなぞった。さっ
き大笑いされた愛撫とほとんど変わらないタッチだ。しかし

 「はっ・・ぁぁ・・・んん・・・・・」

やっぱり感じてる。スイッチってモノが必要らしいな。こういうシーンでは。

 「どうだ?気持ちいいか?」

 「あぁ・・・・ん・・うん・・・なんか・・・ぞくぞくするような感じ・・。」

 「そうか、もうすぐもっと気持ちよくなってくるからな。」

そう言うと、ラインをなぞっていただけの指で今度は、ぴったりと閉じていたそこを開き、
中を弄り始めた。しかし、まだ全然濡れていない。美咲も少しだけ痛そうな素振りを見せ
たのですぐに止めた。濡れていない。というか、この年じゃ愛液は分泌されないのだろう
か?しょうがないので指に唾をたっぷりとつけてもう一度アタック。今度は滑りが良くな
って痛そうな素振りも見せない。行けるか・・・美咲のリクエスト通り、クリトリスを触
る。すると・・・体がびくっと跳ね上がった。まずい・・・痛かったかな?




第9話

 「美咲・・・痛かったか?」

 「ん・・・ううん・・痛くないよ。なんか・・・わかんないけど・・・・変な感じ。」

 「そのまま俺に任せてろ。気持ちよくなれるからな。」

続けることにした。クリトリスもまだまだ小さい。なんとなく触る程度のモノで、大きく
なるとか皮がむけるとか、そう言う世界の問題じゃない。ただ、やはり感じることだけは
確かなようだ。

 「痛くなったらすぐに言うんだぞ?」

 「うん・・でも・・・大丈夫。全然痛くないよ。」

なんか健気な感じでいいなぁ・・・やっぱりこんなに幼くても女は女。俺は美咲の反応を
見ながら、さらに萌えてきた。

 「今度は舐めてやるよ。ここ、さっき綺麗に洗ったよな?」

 「えぇ・・?だって・・おしっこするところだし・・・・汚いよぉ・・・」

 「いいからいいから。ちょっとここに座ってみろ。」

美咲をベットに座らせ、俺は床に座り込み、少しだけ濡れてきた(ような気がする)ま○
こを舐め始めた。

 「んんんん・・・・・・・・」

押し殺した、唸り声のような声を上げる。俺の唾液か美咲の愛液か、イヤらしく光ったま
○こは、見た目こそ幼く毛も生えていなかったが、清潔感があり妙な魅力を感じた。

 「どうだ?」

 「ん・・んん・・・・きもちいいよぉ・・・ボク・・・こんなの初めて・・・・。」

上半身はすでにベットに倒れ込み、クリトリスを刺激するたびに細い体をくねらす。女性
器特有のきつい匂いはほとんど感じない。かえって、甘い子供特有の香りが漂う。

 「いい匂いがする・・・」

つい言葉に出して言ってしまう。

 「あ・・・ほ、ほんと?」

 「美咲のここ、おいしいよ。」

 「ヤダ・・・恥ずかしいよぉ・・・」

もうこの時点で、この幼い女の子が自分の妹であることはほとんど忘れていた。一人の女
としてみていた。当然だが俺は男、女の体を求めてしまう。

 「美咲・・・お兄ちゃんのも触ってくれるか?」

 「あ・・・ん・・・ん・・うん・・・」

俺はすでにトランクスの間から大きく顔を出しているチ○ポを美咲の顔に押しつけるよう
に、シックスナインの体勢にする。

 「おっきいよぉ・・・・」

俺のモノを見つめぎこちなく弄ぶ。とてつもなく気持ちいいのだが、負けるわけには行か
ないとばかりに、俺も少し愛液の分泌したま○こを責め立てた。 

 「あっ・・・んあぁっ!?」

ひときわ大きな反応を示し、俺のチ○ポを弄ぶ手を止めた。俺は「しめた!」と思い、声
をあげている口をめがけ、最大級まで大きくなったチ○ポを押し込んだ。

 「はむっ・・・ん!?・・・ん~!!」

びっくりして顔をそむけるので、口から出てしまう。

 「やだ!なにすんの~???」

 「俺もお前のここを舐めてあげてるんだぞ?お前も俺の、舐めてくれよ。」

さすがに逆らう気はないらしく、渋々舌で亀頭部分を舐め始めた。またぎこちない舌使い
がたまらない。

 「はむっ・・・ん・・む・・・きもちいい?」

 「うん、すっごくきもちいいよ。」

 「あははっ・・ほんと?よかった・・・」

 「次は口の中に入れてしゃぶってくれ・・・」

 「え・・・・?これを口に入れるの?・・・む、無理だよぉ~!」

 「大人の女の人は、みんなこれをするんだ。セックスしたいならやらないとな・・・」

嘘を教えて、何とかフェラチオをして貰おうとしている。このとき、罪悪感など微塵も感
じていないから怖い。理性が飛んでいる状態ってのは、こういうことなのか・・・

 「ほんとに・・・?そしたら、ボクとセックスしてくれる・・・?」

 「あぁ、してやる」

言ってしまった。もう引き返すことは出来ない。しかし、美咲はこれで吹っ切れたようだ。

 「じゃ、してあげるね・・・」

そう言うと、小さな口にいっぱいに俺のチ○ポを頬ばった。

 「いてぇ!」

思いっきり歯を立てやがッた・・・まぁ、しらないんだからしょうがないか・・・

 「噛むなぁ!!舌を使って、よくしゃぶるんだよ。」

 「ふむ・・・はむ・・・ふ・・・う・・うん。。ごめんなさい・・・」

そうしているうちに、コツを少しつかんだらしく、ねっとりとして、口なのに締まりがい
い(特別小さいからか・・)フェラに、俺も相当気持ちよくなってきていた。美咲のま○
こも、すでに完全に愛液が流れ出していた。

そろそろいいかもしれないな・・・

そう思い、体を離す。

 「ん・・もう終わり・・?」

美咲が物足りなそうな顔で俺の顔を見た。違うんだな。やってやるんだよ。

 「セックスしようか。」

 「うんっ!!!」

ほんとに嬉しそうな顔で俺に笑いかける。後悔はしないだろうか・・・・俺も、美咲も。
もう一度考えたが、俺はすでに思考能力はほとんどなし。一応、美咲に最後の確認をとら
なければならないと思った。

 「美咲、俺と初めてのセックスをして、後悔はしないな?」

もしかしたら、心の奥で、断ってくれることを願っていたのかもしれない。が・・・

 「うん。ボク、お兄ちゃんとセックスしたい。」

もう俺と美咲の間に遮るモノはない。




第10話

 「痛いだろうけど、我慢できるか?」

 「う・・・うん・・がまんする・・・・」

 「よし、わかった・・・」

一大決心をして、処女には女性上位の方が負担が少なくて痛みも少ないという話を聞いた
のを思い出した。俺はベットに座り、座位で挿入することにした。

 「美咲、ここにおいで」

ベットに腰掛けた膝の上に、向かい合いに美咲を座らせた。こうすると体重の少なさがは
っきりと感じられる。あとで聞いたら、体重は23キロ・・・俺の1/3強といったとこ
ろだ。

 「お兄ちゃん・・・」

 「ん?怖いか?」

 「ん・・うん・・ちょっと・・ね。」

 「大丈夫だ。優しくしてやるからな。」

 「うん・・」

位置を確認し、美咲の唾液で濡れてピクピクしているチ○ポの先に幼すぎるであろうま○
こをあてがう。美咲が少しでも痛みを感じないよう、ゆっくりとその体をおろしていく。

 「入るぞ・・」

 「ん・・・」

暖かく柔らかい感触を味わいながら、これ以上ないくらい遅い速度で挿入を始めた。

が、しかし・・・入らない・・・・確かにそこに穴はある。でも俺のチ○ポの直径と比べ、
全くサイズが合っていないのだ。(あたりまえだ) 言ってみれば500mlペットボト
ルの口に、チ○ポを差し込もうとしているようなもの・・・無理に決まってる。無理か・・
美咲はまだ痛がっていない。膣口の入り口で止まっているからだ。ヘタに無理矢理入れた
りすれば、処女膜どころか膣そのものが裂けてしまうかもしれない。子供の産めない体に
なったら・・・俺は責任をとることが出来ない。

『やはり止めよう・・・』

そう思ったとき

 「お兄ちゃん・・入れるよ・・・」

なんとなく涙声でそうしゃべった。そして次の瞬間・・・

 「ひ、うぁ・あ・・ひい・ひあああああぁぁぁぁぁぁ」

美咲は、声ではない、叫び声のような奇声を発した。自分で腰を落とし、一気に根本まで
挿入したのだ。俺は凄まじい締め付けを感じながらも、その快感より今の状況を判断する
ことが出来なかった。

『え・・?俺、止めようと・・・・?』

それとほぼ同時に、美咲は気を失ってしまった。小さな体に不釣り合いなモノを飲み込ん
だまま、俺にもたれかかり意識を失っている。一瞬放心状態になったが、すぐにチ○ポを
抜き、美咲をベットに寝かせる。すでに萎えてしまった俺のチ○ポと美咲のま○こにはべ
ったりと鮮血が・・・

 「おい!美咲?」

返事はない。

 「おい?美咲!みさき!みさきぃーーーー!!」

死んだかと思い(その時は混乱していたから・・)頬を軽く叩きながら呼び続けていたが、
呼吸していることに気づき、ちょっとだけほっとしながらも、救急車を呼ぼうかと考えて
いた。しかし・・・これは犯罪だ・・13歳未満の少女との性交は有無を言わさず強姦罪
になるとどこかで聞いた。まずい・・まずすぎる・・・・・・・などと自分勝手なことを
10分くらい悩み、同時に美咲の頬を叩き続けた。

 「は・・ふん・・?」

ちょっと寝ぼけたような声を出して美咲が目を覚ました。

 「みさき?おい、だいじょうぶか!?」

どうなることかと思ったが、よかった・・

 「美咲?大丈夫か?」

まだぼーっとしている美咲はさっきまでしていたことを思い出したように

 「いったぁああああああああああああああああああああああい」

隣近所に聞こえるほどの声を一度あげてから、顔をくしゃくしゃにして泣き始めた。俺に
出来ることは・・・・?全く分からない。どうしていいのか、なにをすればいいのか・・・

 「いたい・・いたいよぉ・・・・い・・・いたい・・・・」

とにかく泣き続けた。30分くらい泣き続けたかもしれない・・・

 「美咲・・・ほら、血拭いてやるからさ・・・」

まだぐずっている。うわごとのように「痛い・・痛い・・」と繰り返しながら・・・
しかしどうしようもない。俺はおしめを変えるような格好で、美咲の血にまみれたそこを
ウエットティッシュを使って拭いてやる。
拭き終わってから俺のTシャツを着せ、俺もトランクスとTシャツを着た。パンティは、
はかせない方がいいと思った。
そのまま美咲が泣きやむまで、ずっと膝の上にのせて優しく頭を撫でてやった。

どのくらい時間が経ったのか、美咲はそのまま寝てしまった。が、俺は寝る気にはなれず
ずっと寝ている美咲の頭を撫でていた。朝まで。



 「ん・・・お兄ちゃん・・・」

気づくとやはり寝てしまっていたようで、時計は昼の12時を指していた。美咲も泣き疲
れて今まで寝ていたようだ。俺の腕枕で腫れた目をしたまま俺を見ている。

 「美咲・・・・」

なんと声をかけていいのか分からず、細い体を抱きしめて、妹の名を呼ぶことしか出来な
い。

 「ごめんね。お兄ちゃん」

なにが?なにがゴメンねなんだ?

 「お兄ちゃんの言ったとおりだったね。まだ無理だって。」

あぁ、そうか・・今になって昨日の成り行きを思い出した。混乱して忘れていたようだ。

 「あはは・・ボク、まだ子供・・・だね。」

なんとなく感傷的な雰囲気になってしまってきた。まずい。美咲がこのままふさぎ込んで
しまってはいけない。そう思っていつもの自分を演じることにした。

 「だから言っただろ。お前はいつまでもガキなんだよ。」

まぁ、ホントだからな。

 「うぅ・・・」



第11話

言い返せない、いつものふくれた顔で俺を見る美咲。

 「やーいやーい!ガキンチョ!」

二人ともまだ横になったまま、俺の体の上にうつぶせになって俺の顔を見ている美咲の柔
らかいほっぺたをプニプニとつついてやった。

 「ボク、ガキじゃないもん!」

俺の上で急に正座をするような格好になるので、みぞおち炸裂。不意をつかれた。苦しも
うと思ったんだが、美咲が・・

 「イタッ・・・」

 「うぐっ・・・・ど、どうした?」

 「ん・・まだ・・・あそこが痛いの。。」

あたりまえだよな。あれだけの出血と気を失うほどの痛み。一日や二日で消えるわけない。

 「大丈夫・・・なのか?」

 「うん・・・なんとか・・・ね。」

 「歩けそうか?」

 「ん~・・・・ダメかも。」

 「ま、マジで?どうしよう・・・・」

 「ボク、シャワー浴びたいな。」

 「そ、そうか、じゃあ連れていってやるよ。」

あわててひざと首の下に腕を通して抱き上げ、風呂場に連れていってやる。シャワーを美
咲の好きな低めの温度に下げて、熱くないのを確認してから脱衣所に戻ると、洗濯機の上
に浅く座らせた美咲はなんとなく楽しげに

 「Tシャツ脱がせて。」

 「あ、あぁ・・」

言われるがままにTシャツを脱がせるが、そのまま俺の顔をじっと見つめている。

 「風呂、入らないのか?」

 「だって歩けないんだもん・・・」

 「あ、そうか。悪い。」

もう一度抱きかかえて浴室に。

 「一人で大丈夫だよな?」

 「ダメかも・・」

 「俺、どうすればいい?」

 「シャワーかけて。」

 「おう。」

 「身体洗って。」

 「お、おう」

美咲専用の柔らかいタオルを使って洗ってやる。が、

 「ここも・・・」

もちろん「あそこ」のこと・・ね。

 「痛いだろ・・自分で・・」

 「洗って!」

 「はい・・・」

 「優しく・・・ね?」

 「も、もちろん・・」

昨日拭いてあったものの、多少血の固まりがついていた。指で優しく、優しく、とことん
優しく、シャワーは直接当てずに桶に貯めたぬるま湯を手でかけながらきれいに洗ってや
った。

 「痛くないか?」

 「ん・・・痛い。。」

 「ご、ごめん・・止めようか?」

 「大丈夫。続けて。」

 「あぁ・・・」

しかし悲しきかな俺の男。・・・・・・・・立っちゃった。

 「お兄ちゃん・・・おっきくなってる・・・」

 「あ!?いや、こ、こ、これは・・・・」

 「エッチ。」

 「わ、わりぃ・・」

 「いいよ。」

そのまま洗い続けるが、さすがに中までは指を入れて洗うことは出来ない。傷ついている
だろうからなおさらだ。ともかく美咲が痛がらない範囲を指の腹で優しく洗ってやった。
その間も

 「痛くないか? 大丈夫か? いたかったら言えよ?」

などと、気を使いながら長い時間をかけて洗ってあげた。ボディソープを綺麗に流したあ
と、やはり抱いて外に連れ出しよく拭いてやる。柔らかい洗い髪からいい匂いがする。

 「これからどうしたい?」

美咲は歩けない状態なので、希望を聞く。

 「んっと・・・お腹空いた。」

 「おう。わかった。」

居間に連れていき、座らせると、美咲の大好物のプリンを2つ(俺の分も)持ってきた。

 「俺のも食べろ。」

 「え?いいの?」

 「あぁ。」

あっという間にたいらげてしまう。そして次の希望を。

 「ボクね・・○○公園行きたいナ・・・」

 「でも・・・歩けないだろーが?」

 「んふふ。。だっこ♪」

 「だっこして外歩くのかぁ?」

ちょっとイヤな顔をしてみせると、わざとらしい泣き顔を作って・・

 「イヤなんだ・・・・・」

 「あ、いや、そうだな。天気もいいしな。」

 「うん!」



第12話

仕方ない・・・その公園は車で10分ほどの場所。人の少ない公園だから、誰かに見られ
ることもないだろう。
服を着せなければ行けないが、今の状態じゃパンティもはけないしズボンをはくこともで
きない。必然的にノーパン&スカート決定。やばいけどなぁ・・・とりあえず膝丈のワン
ピースを着せて、リクエスト通り公園へ向かう。

 公園に着くと、予想通り人はほとんどいなかった。さらに、全く人気のない芝生のある
場所に連れていって用意してきたクッションに座らせた。痛くないようにもぞもぞと体を
動かしながら、時々「イタッ」と声をあげて痛みのない体勢を探しているようだった。

 「お兄ちゃん。ボクアイス食べたい。」

 「おう!買って来るぜ!」

ほとんど奴隷。

 「はぁ・・はぁ・・ぜぃ・・ぜぃ・・・ほらよ。」

 「ありがと。」

 「おいしいか?」

 「うん!おいしーよ!」

 「よかったな。」

 「うん・・・・」

 「・・・・」

いい天気だ。空を見上げて二人ともぼーっとしていた。無言のままだった。

 「なぁ?美咲・・・後悔してないか?」

ふと思ったことをなんとなく口にした。

 「・・・・」

 「そっか。悪かったな。」

 「・・・・」

 「俺、にいちゃんなのにな。」

 「・・・・」

 「お前のこと考えずに。」

 「・・・・」

なんだよ・・この空気。

 「おにいちゃん。」

 「な、なんだ?」

 「帰る。」

 「あ・・・あぁ・・・・」

わけわかんねーな。こいつは。

 「だっこ。」

 「おう。」

そのあと美咲の言うがままにドライブをして、(帰るって言ったくせに・・)

家についたのは結局夜。家に戻っても美咲のわがまま放題は続く。

 「牛乳。」

 「おう。」

 「じゅーす。」

 「おう。」

 「おかし。」

 「おう。」

 「テレビのリモコン。」

 「おう。」

 「ピカチュウのぬいぐるみ。」

 「おう。」

 「・・・・・」

そろそろ終わりか・・・?

 「もういいのか?」

 「・・・・」

 「いいのかなぁ~~?・・・みさきちゃ~~ん?」

 「キスして。」

 「は?」

 「き・す・し・て・・」

 「はいぃ?」

 「きぃ~すぅ~~しぃ~~~てぇ~~~~!!!!」

 「な、なにを??」

いつものぷぅっとふくれた顔で俺をにらむ。

 「わ、わかったよ・・・」

ちょっぴりとがった唇に軽く口づけする。

 「ちがうっ!」

 「な、なに?」

 「大人のキスして!」

なんなんだ??いったい?????

 「おとなのきすして!!」

訳も分からないまま言われるがままに・・・

 「こ、これでいいのか?」

満足げに顔を赤くして微笑むと、

 「ボク、ううん・・・・わたしが大人になったら・・・・・今度こそ・・・・最後まで
  セックス・・・しようね♪」   

とことん明るい、いつもの美咲に戻った気がした。

 「あ、あぁ・・・」

 「あはははっ。。お兄ちゃん!だ~~い好き!」

まったく・・・わけのわからない妹だ。

だが・・・・

やっぱり俺もこんな美咲のことが大好き・・・・・・・らしい。・・・です。












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