いもたこなんきん 作

官能小説『ようこ寝取られ』



第1話


海岸沿いに建つ高級ホテルのスイートルーム。
その豪華な部屋の大きなベッドへとようこを運び下ろし、大迫は口の端を好色そうに歪めた。

まずはデートから。
狙った女をあちらこちらへと連れ回して楽しませ、最後は雰囲気のあるバーへと誘う。
初めはアルコール濃度の低いものから勧めてゆき、徐々に負荷を蓄積させ
最後はトドメとばかりに強めの酒で酔い潰す。
あとは眠ってしまったり、前後不覚に陥った相手の女を介抱するふりを装い
ホテルの部屋へと連れ込んで、美味しくいただいてしまう。
これが大迫の使う常套手段。
いつものヤリ口だった。

慣れた手つきで、ベッドへと横たわるようこの服を脱がせ始める。
腕をバンザイさせてピンクのキャミソールを剥ぎ取り、お尻を持ち上げスカートも取り払う。
ブラが押し上げられると、形も良く大きさも申し分のない双丘がまろび出た。
残るはパンティのみ。
そのキュートな薄布も、大迫の手によりいとも簡単に引き下げられ
右足首を抜き、ついで左足首からも抜かれた。
露わになる大事な部分。
あっという間に丸裸にされた。
正確に言うと靴下がまだ残っていたのだが、それはこのままにしておくことにする。
その方が、なんとなく味がある気がするからだ。
これでもう、妨げるものは何もない。
ようこを脱がせた以上の素早い手つきで自分の衣服もあっという間に脱ぎ去り
臨戦体制の整った己のイチモツを軽く擦りながら、横たわる少女を見下ろした。
染み一つない白い裸体。
ルックスは言うに及ばず、身体の方もとてもしなやかで美しい。
胸もそこそこ。
セックスの相手として、異存などありはしない。
大迫は全裸に剥かれた極上の美少女の上に、ゆっくりと覆い被さった。


「・・・・・・ん・・・・・んぅ・・・・・スウスウ・・・」
今、どのような夢を見ているのだろうか。
安らかに眠るようこの足を、左右に大きく。
目の前には、まだ穢れを知らぬ少女の秘部。
綺麗な立て筋だった。
その花弁を両手の指で押し広げ、中を覗き込むと
ピンク色の襞がピッチリと生えそろっていた。
使われたことのない、おそらくは自分でもあまり弄ったことがないのだろう。
本当に、綺麗だと思った。
少し奥のほうを覗き込むと、白っぽい皮膜が見え隠れ。
純潔の証。
処女膜だった。
これはなかなかに良い拾い物だ。
大迫はそっと、ようこの下の唇にキスをした。

ベッドの脇に置いてあったローションを指に付け、溝に添うように塗りつける。
ニチニチと、粘り気の濃い音。
「・・・・っ・・・・・ん??・・・」
ようこは起きない。
寝ぼけた声を上げ、少し身を捩っただけ。
まだ夢の中だ。
大迫はそろそろ我慢しきれなくなり、天を仰いだ剛直を
何も知らないようこの割れ目へと宛った。
右手で肉棒を握りしめ、左手で入り口を割り開く。
腰を突き出し処女肉を割り、徐々に中へ。
ようこの胎内へ。
ミチ・・・ミリミリ・・・・
少し硬かったが、それでもローションの助けもあり
ゆっくりと中へと沈んで行く。
ミチミチミチ・・・・ズブ、ズブズブズブ・・
「んっ! ・・・・・ぅ?ん・・・・・ん?っ!」
ようこに意識が戻り始める。
だが、大迫は止まらなかった。
ここまできたら、もう止められるはずがないのだ。
瞼を開きかけるようこにかまわず、一息に奥までねじ込むことにした。
ググググ・・・ズプンッ!!!
「ああッ!! ん・・・んん??・・・・・?」
眠り姫が、ようやく目を覚ました。

イの一番で視界に飛び込んできたのは、知らない顔のドアップだった。
いや、自分はこの男を知っている・・・
ようこはまだ覚めやらぬ頭の中から、記憶の糸を手繰り寄せる。
・・・・・・・・・そうだ。
目の前のこの男は、今日の仕事の依頼主で
名前はたしか・・・・大迫、と言ったはず。
蛇女に巻き付かれながらという、大変インパクトの強い状態で登場し
その妖怪を啓太に押しつけてそれから、それから・・・・
寝ぼけ頭の犬神は、ようやく最後の記憶へと辿り着く。

水しぶきを跳ねながら渚を楽しそうに走り回る啓太と蛇女。
彼らを後目に海岸沿いに建つ立派なホテルへと足を運び、そこのスカイバーで美味しいディナー。
ワインやカクテルを勧められその後・・・・・
よこうの記憶はここで途切れていた。
(・・・・・えーと、なにがどうなったんだっけ・・・?)
ようこは回らない頭でその先を考えようとして、不意な痛みと感覚とでそれを中断させられた。
隙間無くようこの女の部分に己を埋めた大迫が、少しばかり腰を動かしたのだ。
ミチ・・・
「・・ひぅッ!?」
大迫の僅かな身じろきにも、ようこは大きく反応を返した。
自分の身体の中???あり得ない場所に何かがある。
ようこは最初、わからなかった。
自分が今、どういう状況に置かれているのか。
よもや素っ裸にひん剥かれてベッドに組み敷かれ、大迫とセックスをしているなどとは、
今日逢ったばかりの男に知らない間に処女を散らされ
大事な部分に深々と肉棒くわえ込まされているなどとは、カケラも思わなかったのである。




第2話

大迫は初めて男を迎え入れたばかりのそこに、あまり負担を掛けないよう
しばらくの間、動かないでいた。
組み敷いた相手の反応を愉しみながら、ひたすら、ジッと。
待っているのだ。
ようこのソコが、自分のペニスの太さと長さと熱さを覚えるのを。
男の味を覚えるのを。
「やぁ、ようこちゃん。 ようやくお目覚めだね」
瞼を開き、胸板の下で困惑ぎみのようこに、おはようのキスをした。
「や・・・っ、なに・・?  わたし、いったい・・んむ!?」
唇に、唇が押し当てられる。
触れ合うだけの、軽いキス。
すぐに離れた。
「???っ! ヤダちょっと! 嫌っ、どいてっ、離れてッ!」
まだ酒が抜けきらず、自分が置かれている状況に混乱ぎみの頭と身体で
覆い被さる男をなんとか押しやろうとするが、なかなか上手くいかない。
そうこうするうちに次第に頭がハッキリとしてきて、
何も力づくで相手をどかそうとしなくても良いことに気が付く。
そう、ようこには得意の妖力があるのだ。
対象物をどこへでも好きな場所へと移動させる能力。
すなわち『しゅくち』だ。
自分にのし掛かり余裕の笑みを浮かべる大迫を、押し倒された不自然な状態から指を差す。
あとは魔法の言葉を唱えるだけ。
素っ裸のまま通行人で溢れる往来へでも、病原菌満載のどぶ川へでも行けばいい。
息を吸い込み、力ある言葉を口にする。
しかし、呪文を唱えるために開いたぷっくりとした愛らしい唇は、
大迫のイヤらしい笑みを張り付けた唇によってふさがれてしまった。
「どっかいっちゃえっ  しゅく・・むぐっ!?」
再び唇を押しつけられる。
隙間無く、ぴったりと。
先程とは違い、今度は大人の、深いキス。
言葉が詰まり息も詰まり、ようこは目を白黒させた。
その隙に、生暖かくてヌルリとした舌が唇を割って押し入ってきた。
寝起きで乾いた口内に、むせ返るような潤い。
「・・・・ぅうっっ!? む・・・っ! ウうぅ??!!」
とろり、とした唾液。
舌がのたうち、自分以外の他人のツバが口腔に注がれる。
ようこは必死で抵抗しようとしたが、まだアルコールが抜けきっていないのか
手足は言うことを聞いてくれなかった。
顔を背けようとしても、ガッチリと大きな手にアゴを掴まれ
唇も一分の隙間もなく合わせられているため、吐き出すことも叶わない。
じわり・・と目尻の端に真珠色の玉が浮かぶ。
(ふぁーすと・きす、啓太としたかったな・・・・)
大迫に食らわすはずだった呪文は彼の喉の奥へと飲み込まれ
かわりにようこは、大迫の唾液を飲み込まされた。


//////////

一方、こちらもまたファーストキスだった。
「ぅ゙ゔ・・・!?」
蛇女の割れた舌先が啓太の口内を這いまわる。
生臭い、爬虫類の味。
おぞましい感触だった。
「ン????????・・・・・っぷはぁっ。 ダーリンの唇、なかなか美味しかったわ?」
笑みの形に細まった黒目。
今まで口内を這いずり回っていた舌で、ベロリと頬を舐め上げられた。
「ぅぐッ、ゴホッ、ゲホッ! ペッ、ペッ・・・・・うえぇぇ????っ・・・」
ようこと大迫がよろしくヤっているホテルからそう離れていない場所にある、小さな公園。
啓太は色々な意味で追い詰められていた。
明かりの灯った常夜灯の柱に蛇女の胴体で縛り付けられ、また手持ちの蛙消しゴムも底をついていた。
「オホホホホ、ダーリンたら案外ウブなのねぇ?。
 いいわ、アタシが優しく、し・て・あ・げ・る」
語尾にハートマーク。
精一杯に抵抗を試みる啓太を街灯の柱ごと抱き締め上げながら、蛇女は元々細い黒目をさらに細めた。

//////////

「ン・・・・・・ム・・・っ・・・ふぅっ・・・・んぅ・・・」
ようこと大迫のキスは、まだ続いていた。
重なったままの唇と唇。
それがモゴモゴと動くたび、隙間から唾液の糸が垂れ落ち
ようこの顎や陶器のように白いうなじをテラテラとぬめ光らせる。
「・・・はむぅ・・・ん・・・ちゅ、ぴちゃ・・・くちゅくちゃ、ぴちゅ・・・」
唾液の海の中、絡まり合う舌と舌。
先端で相手の舌を上から下へとなぞり行き、舌の窪みの部分に
自分の口内から持ってきた唾液を擦りつける。
極上の美少女の、熱く蕩けた口の中。
さらに奥へと割り込ませ、彼女の口内に溜まった二人分のそれを
喉の奥へと押し込んでやる。
「ふむぅ!?  ンン・・・・・・ん・・・・・コグッ・・ゴクリ・・・・」
上下に動く、細くて白い喉。
流し込まれるまま、ようこはそれを嚥下した。
抵抗は、もうなかった。
ようこは大迫にされるがまま。
なすがまま。
深い深い深い、大人のキスを受け入れる。


ようこの口腔内で別の生き物のように蠢く舌。
歯茎をなぞられ、唇を吸われ、舌を絡められツバを塗りつけられる。
始めこそ気持ちが悪かったものの、抜けないアルコールと酸素の不足と
自分の置かれているとんでもない状況に頭の中を掻き回され、口の中も掻き回され
訳がわからない現実に、次第に頭が思考の放棄を始める。
すると、とたんにその存在感を増すのが、股間に突き刺さった男のシンボルと
口腔内を這いずり回る舌の動きだった。
下半身は痛みが強く、動きがない。
比べて口の中では舌がヌルヌルと蠢き唾液もいっぱいで
飲み下さなければ今にも窒息しそうで、意識は自然とそちらへ向けられた。
それになんだかこの行為は、夢中になってしまうような未知の気持ちよさを秘めているような気がする。
「ちゃぷ・・っ、んくんく・・・・ジュ・・ジュズ、ズ・・・」
喉奥に押し込まれる唾液を飲み下す。
大迫は舌先を尖らせ、唾液に浸されたようこの舌をツツツゥ???っとなぞる。
繰り返し、繰り返し。
ヌルヌルと、上下に。
イヤらしく。
ようこの鳶色の髪を掻き抱きながら丹念に、情熱的に絡めた。
「んん・・・・っ・・・・・はふ・・・ンッ! フムゥ・・ッ ん?ッ・・」
僅かに、ピクリと反応を示した。
元々、舌というものは敏感に出来ている。
体内に物を取り入れる場所のため、口の中に入ったものが害をなすものかなさざるものなのか
それを判別するために、神経が集中している部位でもあるからだ。
大迫は、ようこの舌に自分のツバの味を覚えさせ
なおかつそこから快楽も引き出せることをも教え込む。
「ちゅぷ・・・ちゅ・・・・ぴちゃくちゅ・・・ちゅ、ちゅううぅぅ??????っ!!」
唇を強く吸い、ようこの舌を今度は自分の口内へと招き入れる。
「うぷ・・っ! うっ! うぅぅ??????っ」
唇でようこの舌をはみはみ。
舌先で相手の舌先をくすぐると、ようこの口内に溜まっていた唾液が
口の端からトロリと顎を伝い、シーツの上に染みを作った。

「ぺちゃ、ぴちゃ・・・ニュル・・・にゅぐ、れる・・・れろ」
舌の先端部を舐め続ける。
「・・・む・・ぅ・・・・んはぁっ!  ゃ・・・やめ・・むぐ!  ぅ・・ちゅぴ、ちゅ、ちゅ、ちゅうぅっ!」
一度離れかけた頭を抱きなおし、さらに強く。
再び強引に唇を奪う。
ねっとりと、濃厚に。
何も考えられないぐらいに。
念入りに、何度も何度も舌での愛撫を繰り返し、ようこの思考と抵抗の意思を奪いゆく。

・・・・ヌチ
すると、合わさる唇と唇の間ではなく別の場所から、ぬめった音が聞こえた。
そこはもう一つの結合部。
大迫の肉棒をミッチリと根本までくわえ込んだ、ようこのクレバスからだった。
そろそろ、頃合だろうか。
口で性交をするようなキスにようこの膣が潤ったことを性器を通して感じ取り、唇を解放した。
「ジュルッ・・にゅぐにゅぐ、ちゅ・・・ぇはぁ・・・・っ!   ハァ・・っ、ハァ、ハァ、ハァ・・・・」
時間にして約5分程。
ようやく唇を自由にされたようこは、荒い息を吐きながらグッタリと大迫の腕に頭を預けた。
「ハァ、ハァ、ハァ・・・っ、 ハァ、ハァ・・」
蕩けた表情。
もう抵抗の意思は見られない。
熱に浮かされた瞳には何も映ってはいなかった。
だが大迫にとって、今のキスはほんの挨拶がわり。
ただの前菜。
本番はこれからなのだ。




第3話

腰を少し揺すってみる。
ヌチリ・・・
真新しく瑞々しい、生えそろった襞の感触。
それでいて純潔を奪った先程とは違い、滲みだした愛液のおかげでスムーズ動く肉棒。
これも口腔愛撫の賜物だった。
「・・・ンッ!」
彼の動きに、ようこは少し顔を顰めた。
十分に潤ったと言っても、破瓜の痛みまでもが完全に消えたわけではない。
もう少し、ほぐす必要があるだろう。
大迫は彼女の瞳を覗き込み状況を理解すると、再度唇を重ねた。
「っ・・・・はぁ、はぁ・・・・はぁ、はむっ・・・!?」
そして同時に、腰も使う。
ゆっくりと。
摩擦の激しいピストンではなく、ゆったりとした円の動き。
自分の股座をようこの恥骨の形がわかるぐらいにピタリと密着させ、
鍋の中でクリームシチューをかき混ぜるかのように、肉竿を回転させる。
ヌチ・・・・・・ヌチ・・・・・・ヌチ・・・・・・ヌチ・・・・・・
「うっ! うぅ??!  チュ、チュ・・むぅ・・・!」
上の口と下の口。
その両方を舌とペニスで掻き回される。
唾液で溢れかえる口の中。
トロリとした液体を飲み込み、かわりにようこは
トロリとした液体を目一杯まで押し広げられた割れ目の隙間から垂れ流した。

//////////

「アア???ン!!  いいわ?、ダーリンたら凄く硬いわ??」
同じ頃。
啓太も蛇女によって、上と下の両方を掻き回されていた。
グロテスクなので詳しい描写は避けたいのだが、服を剥がれ街灯に押しつけられたそのままの格好で
無理矢理勃起させられた男の部分を蛇女の尻尾の付け根???総排出腔にズッポリとくわえ込まれていた。
ちなみに総排出腔というのは、人間で言うところの尿道口・肛門・膣口を一緒くたにしたもののことで
糞尿と卵を排出し、オスの精子を受け入れる総合口のことである。
そんな場所に、自身のオチンチンがズッポリと。
屈辱だった。
たしかに啓太はえっちなことに興味津々で、女の子とみれば誰彼構わず声を掛け
セクハタまがい・・というかそのものをしたり言ったりしたものだが、これはあんまりと言えばあんまりである。
だけど蛇女のそこは熱くてヌルヌルしていて。
キモチイイことが、自分の男の部分が反応してしまうことが悔しくて。
しくしくと、まるで乱暴される少女のように
啓太はただ、静かに涙を流した。

//////////


どれほどの間、その行為を繰り返しただろうか。
「もごもご・・・ぺろ、ピチャ、ちゅ・・ちゅっ、チュバッ、ぴちゃぺちゃ・・」
もうそろそろ、慣れてきた頃だろう。
ペニスから伝わってくる十分な潤いを湛える膣の感触に満足し、大迫はようこの唇から離れた。
「ちゅぷちゅぷ、チュ・・んはぁぁ????・・・」
途切れる唾液の糸。
蕩けた瞳。
ようこはもう、何も考えられなくなっていた。
肩で息をしながら惚けたような熱っぽい瞳で、ただ大迫を見つめている。
????堕ちた。
その様子に、大迫は獲物が完全に自分のモノになったことを確信した。


止めていた腰の動きを再会する。
今度は円を描く動きではなく、出したり入れたり。
優しく、浅い抽挿を繰り返す。
「はぅん!  あ・・・・っ! はぁぁっ!!」
ようこの様子を伺う。
快楽にトロけた顔。
膣の締め付けと愛液の量。
そして、今まで塞ぎっぱなしだった唇から漏れ出る、鈴の転がるような嬌声。
もう破瓜の痛みを訴える様子はない。
完全に快楽の方が上回っているのだ。
大迫はほくそ笑み、雄と雌の律動を始めることにした。

ゆっくりと腰を引く。
「アッ!? は・・ぁ??????っ」
カリ首で新鮮な肉襞を擦りながら愛液を掻き出し、亀頭が見えたところで再び腰を押し戻す。
「あふ・・・!  あっ・・・・あ、ああぁあぁッ!!」
くわえ込んでいたものがなくなり、塞がり始める膣内をまたペニスで割り開く。
ヌムヌムとした粘膜に包まれながらの肉を押し広げる感触。
処女の穴は、たまらなく気持ちがよかった。
「いいよ?、ようこちゃんの中、とっても暖かくて・・・・・ヒクヒクしてる」
勃起した乳首をペロリと舐め上げた。
「ひゃん!?」
続いて、その桜色の突起を口に含みコリコリと噛む。
「や・・ッ!  ぃ・・・た・・」
少し強すぎたらしい。
お詫びの印も兼ねて、今度は丁寧にぺろぺろと。
「あッ!!  ン・・・・だめ、はぁ・・・っ!」
下半身を動かしながら、赤ん坊のように吸い立てた。
チュウチュウ、チュパチュパとわざと音を立て、硬く張り凝った突端を甘噛みしながら
出るわけもない母乳をねだるように。
「ヤ・・ッ! あ・・・あっあっあっ! 吸っちゃ・・・・んあぁ!!」
乳房に吸い付く大迫。
いつの間にかようこはその頭を抱きしめていた。
まるで母親が乳を吸う我が子を愛しげに包容するかのように。
同時に、初めて与えられる乳首への快感を逃すまいとするかのように。


チュポ・・・・
吸われ続けていた乳首が、ようやく解放された。
「ぁ・・・・・はぁ・・・・」
心ゆくまでようこの胸を愉しんだ大迫は、今度は下半身への攻めに力を入れる。
乳を吸っている間もグチャグチャと掻き回し続けていたので、ようこのそこは
もうトロトロに愛液を溢れさせ、シーツの上にかなりの大きさの染みを作っていた。
「はぁ、はぁ・・・・ぁっ!  やぅ・・っ!」
ヌチュ・・・ズチュ・・・・ズッ・・・・ズッ・・・・
繰り返される、一定のリズム。
もう痛みなどは完全になくなり、今では快感だけが結合部を支配していた。
そろそろ、次のステップに移る頃合いかもしれない。
大迫は摩擦に慣れさせるための単調な肉棒の動きに変化をつける。
今までのように腰を引き、今度は違った角度で突き上げた。
ズヌヌヌ・・グニ゙ッ!
「はぁ、はぁ、はぁ・・ひゃぐぅっ!?」
今まで突かれていた場所とは別のところを亀頭で押し上げられ、ようこは慣れない刺激にたまらず声を上げた。


ズヌヌヌ????・・・ズンッ!
「かは・・・ぁ・・・だめ・・ぇ・・・ひうぅッ!?」
ヌ゙ッ、ヌ゙ッ、コリコリ
「ん???・・・ふぁあぁぁっ」
ヌルル・・・・・・グリグリグリグリグリ・・
「ひん・・・・ん・・っ・ひああぁぁあぁッッ!!!」
一突きごとにえぐるポイントを変え、緩急も変えてみる。
「あッ!!  はぅんっ!  えぁッ!!  ふぁあぁああっっ!」
するとその一突きごとに、ようこの喘ぎも変化した。
大迫は今、調べているのだ。
自分の下に組み敷きヨガらせている女が、どこをどういうふうにすれば
どのような反応を示すのかを。
己の思うがままに。
自由自在に喘がせるために。
思い通りに色々な形に変えられるよう、ようこのカラダを隅々まで調べ尽くしているのだ。
「あひィっ!?  ひぁ!!  あッ!!  あはぁッッ!」
様々な角度から、熱く滾った剛直で隅々までを突き回す。
すると調べていくうちに、今まで以上に激しく反応を返す場所があった。
子宮口の少し手前の上だろうか。
ちょうどヘソの裏側ぐらい。
そこに、彼女が一際激しく反応を示す場所があった。
「あひぃッッ!!  あっ・・ゃはあぁぁッッ!!!」
その部分を突くたびに飛び跳ねんばかりに全身を揺らし
また、秘洞の締め付けも今までにない程。




第4話

・・・・見つけた。
ココこそが、彼女が膣内で一番感じる場所に違いない。
大迫は、その最も敏感なところを念入りに攻めることにする。

「ひゃあっ!?  らめ・・・そこ、らめぇ・・・ひゃうぅぅッッ!!」

グリグリと亀頭の先端部を押しつけ、腰を引き、一気に突き上げる。
「やめへっ、あ゙ッ!  こんな・・っ! ・・・こんなの、あぅぅっ!  あたま、おかひく・・えうぅッ!!
 おかひくなるぅ??・・ひぃん!!」
とりあえず、一度イカせておいた方がいいだろう。
その後、じっくりと大人の快楽を教え込めばいい。
ようこの脚を抱えなおし、大迫は彼女を絶頂へと導くことにした。


「ひぃィッ! あッ!! あ゙っ、アッアッアッ!・・・ひゃぐぅぅっ!!」
絶頂への階段を一直線に。
ようこは登り詰めさせられる。
小刻みな振動から大振りなストロークまで。
くすぐるように、あるいは擦り付けるように。
そして、貫きえぐり込むように。
様々な動きで責め立て、ようこを頂きへと押し上げる。
「やめ・・やめへぇぇ???、えぅぅッ!!  こんなの、こんなのひんじゃぅ・・はぅんッッ!!」
そして、とどめの一撃。
大きく、ペニスが抜けてしまうぐらいに腰を引き、一気に突き上げる。
そして同時に、激しい律動で揺れ動く胸の先端を
乳房全体が持ち上がってしまうほど強く抓りあげた。
「ゃうぅッ!! へぁっ!  あ゙?????????っっ!」
最後に、恥骨にぶつかり自分の股座が痛むぐらいに腰を押しつけ、責め立て続けたGスポットに
これでもか、というほどにイチモツの先をグリグリグリグリグリリリィィッッッとねじ込んでやった。
「はぐぅッ!! ァッ! ・・・・・ヒァアァァアァァァアァァァァ???????????ッッッッ!!!」
とたんに上がる、もの凄い声。
ケモノが交尾の果てに上げるような、理性などカケラも残っていないような。
そんな声が彼女の口から迸った。


「ハァッ、ハァッ、ハァ・・・ッ、ふぁぁ・・・・っ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・」
強制的にアクメを迎えさせられたようこ。
真っ白になってしまった頭と、どこを見ているのやらわからない視線。
「くくく、どうやらイッたようだね」
そんな彼女の頬を撫で、大迫はイヤらしく、好色そうな笑みを浮かべる。
「だけどね、ようこちゃん」
絶頂を迎えたばかりの膣内。
そこにはまだ、埋め込んだままの肉筒がある。
「僕はまだイッてないんだよ」
ヌチ・・・
腰を少し揺する。
「はぁ・・・・、はぁ・・・・、はぁ・・・んあぅ!?」
勃起したままのモノで、ようこの内側を刺激する。
「ひゃああぁ!? ・・・あッ!   あぁああっ!!」
まだ絶頂の余韻も覚めやらぬ彼女のアソコに、再び性の律動。
「ようこちゃん、今度は一緒にイこうね」
爪先がピクピクと痙攣したままのようこの足を抱え直す。
「心配しなくても、いっぱいイカせてあげるよ。 夜は長いんだから、タップリと、ね」
大迫は呼吸の乱れたようこの唇を自らのもので塞ぎ、ゆっくりと腰を使いだした。


//////////

「・・ぁ・・・・ふぁ・・・・っ・・・っ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・・んはあぁあぁ???!!」
海沿いのホテルのスイートルーム。
白いレースのカーテンを通り抜け、差し込んでくる朝日が眩しい。
時刻は7時50分。
チェックアウトまでには、まだまだ余裕がある。
「あッ! あッ!  あぅぅ・・・・ひゃぅんっ?  ひもちいぃ・・・・ひもひいいのぉ?????っ!!」
枕元に置いた煙草とジッポ。
それらを手に取り、大迫は左手で囲いを作りながら
新しく抜き出した煙草に火を付ける。
「???、ふぅぅぅ?????????・・・・・・・・」
大きく息を吸い込み、ニコチンを肺の中に行き渡らせたのちに煙を吐き出す。
ちょっと一服。
「ふああンッ! おねが・・・っ、オマンコぉっ、オマンコもっとしてぇ?っ!」
大迫は灰皿に燃え尽きたガラを落としながら、ゆっくりと振り向く。
するとそこには、SM用のロープで緊縛された川平啓太と契約を交わした犬神が転がっていた。
自由を奪われ手足に、性器とアナルには電動コケシとピンクローター。
あれから一晩中、ようこはイかされ続けた。
一度膣出しして男の精を覚えさせたあと、大迫は持てる性技の全てを駆使して
何も知らないようこに女の悦びを教え込んだのだ。
痛みがなくなり、快楽だけとなった女性器をたっぷりと堪能したあと
次に大迫が目を付けたのは不浄の穴。
膣と肛門が別れた生き物の中で、セックスのおりに人間しか使わないその場所を丁寧に。
時間をかけて、ヴァギナと共にじっくりと気持ちよくほぐしてやったのだ。
最初の内は、自らのペニスで。
疲れたら、今度は道具で責め続けた。
オールナイトで休みなし。
日付が変わっても、東の空が仄かに白ずんでも。
二つの穴は常になにがしかをくわえ込んだまま。
ようこは一晩中、大迫に可愛がられ続けた。


「可愛かったよ、ようこちゃんw」
シャワーを浴び、服を着込んだ大迫は
まだ絶頂の波覚めやらぬ少女に顔を寄せ、唇を啄むようなキスをする。
「よかったら、連絡して」
サイフから名刺を抜き出して、放心状態のようこの傍らに置くと
耳元で愛を囁くように「また、しようね」と言って、さっさと部屋を出ていった。

//////////

後日。
「ねえ啓太、啓太ってば?」
あの日、ようこが男の味を覚えさせられた日の翌日、啓太は帰ってきた。
だけども戻ってきた彼は、どことなく様子がおかしかった。
一言で言えば、真っ白。
まるで精も根も吸い尽くされ、全て燃え尽きたボクサーのように
啓太は生ける屍のようになっていた。

「ねえ、啓太。 ・・・・・・・・えっちなこと、しよ・・?」
大迫との行為によりオンナに目覚めたようこは、帰ってきた啓太と早速キモチイイことをしようと
持ちかけたのだが、帰ってきた彼の反応は今までにないものだった。
「・・・・えっち・・・・・?   ・・・・・・・・・・・・っ!? ひぃぃっ!  ぃゃ・・・・・・嫌だぁっ! もうそんなのコリゴリだあぁっっ!!」
そう叫んだかと思うと部屋の隅に蹲り、頭を抱えてガタガタと震えだしたのである。
予想外の反応に驚くようこ。
この日は何か変な物でも拾い食いしたのかと思い、大人しく性的欲求の解消をを諦めることにしたのだが
太陽が沈んで登った次の日も、またその次の日も、ようこのエッチな要求を啓太は拒絶し続けた。
どうやら蛇女とのことがトラウマになっているらしい。
そうとは知らないようこはその間、大迫に教えられた『おなにー』で、性の欲求を我慢していたのだが
一週間ばかり経った頃にはついに辛抱たまらなくなり、ポケットの中から一枚の名刺を取りだした。
啓太はあんな様子。
自分の指で慰めるも、なんだか物足りない。
そして、ようこは気付いたのだ。
『好き』という気持ちと『性欲』とは別物で、愛があろうがなかろうがセックスはできるのだということを。
相手が誰であろうが、自分の女性器にペニスを迎え入れ
快楽を貪ることができるのだということに、ようこは気付いてしまったのだ。
(・・・・・啓太が相手してくれないのが悪いんだからね)
心の中で言い訳をして、ようこは公衆電話から
長方形の紙切れに書かれた番号をプッシュする。
ピ、とか、パ、とか、プ、などといった電子音の後に、数秒のコール。
しばらくの後に、目当ての相手が電話口に出た。
「・・・・・・大迫さん、ですか・・?」
彼が電話に出た瞬間、声を聞いた瞬間
あの時の行為を思い出し、頬が少しばかり赤くなる。
胸が少し早めのビートを刻み出し、ペニスをしこたまブチ込まれた子宮が切なくなる。
「・・・・あ、あの・・・わたし、ようこ、です」
啓太の犬神は少し上擦った声で、電話の向こう側の相手に
これから逢いませんかと持ちかけた。















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