麻美 主婦 27才

赤ちゃんを母親に預けて、私は図書館に来ていた。子育てで自分の時間がなかなか確保できない中、せめて趣味の読書くらいはしておきたいと思ったのだ。

「久々に純文学でも読んでみようかな・・・」

図書館のちょっと端のほう、暗い場所に、目当ての本が並んでいた。それらを眺めていると、ふと後ろに気配を感じた。

いつの間にか、学生らしき男性が、真後ろに立って私に抱きつこうとしていた。

「きゃっ・・・」

私は小さく悲鳴をあげたが、まわりには誰もおらず、彼の手の中でもがくしかなかった。怖くて、もう声はでなかった。

だんだんと大人しくなる私に、彼が耳元で話しかけてくる。

「赤ちゃんいるんですね?さっきから尾行していたから知ってるんですよ・・・」

つけられていた。ストーカーみたいで、私の恐怖心はどんどん強くなっていった。

「おっぱい、飲ませてください。オレ、母乳が好きなんです」

「・・・ちょっと、自分が何言ってるか分かってるの?この手を離して・・・」

「母乳飲ませるか、セックスさせるかの二択ですよ。まわりには誰もいない、オレがあなたを完全につかんでいる、もういつだって犯せるんですよ」

丁寧な口ぶりだったが、そこに凄味があった。確かに、この状況では、簡単に犯されてしまうかもしれない。私は覚悟を決めた。

「母乳を飲んだら、解放してくれるのね・・・?」

「もちろん。さあ、自分でおっぱいを出してください」

出せと言われて、自分のおっぱいを簡単に出す女性がどこにいるだろう。でも、彼の目はじっとこちらを見つめてくる。

有無を言わせない状況だ。私はあきらめて、シャツのボタンを外すと、ブラをずらして、おっぱいを出した。

「・・・じゃあ、いただきますね・・・」

じゅるっ!

赤ちゃんとは違う力強さで、彼は唇を当てて吸い付いてきた。そして手のひらを使っておっぱい全体をマッサージし、母乳が出やすいようにしてくる。

ごくごくごくっ・・・。

ただ単に母乳を飲むだけじゃなく、舌を乳首にこすりつけてきて、私はいつの間にか快感を覚えていた。こんなことされて気持ち良くなるなんて・・・。そう思いながらも、私のひざは力が抜けていた。

彼によりかかるようにして、つまりおっぱいを彼の顔におしつけるようにして、しばらく体を預けてしまっていた。

本当にこれだけで許してくれるのだろうか。彼の手は私の太ももに伸びていた。母乳だけで終わりそうにはなかった。












image























★ポポさん投稿作品一覧★

























投稿官能小説(2)

トップページ



inserted by FC2 system