第39話
もしかしたら、前にベランダの隙間から見たティーバックのショーツかもしれないと、ドキドキしながら、ホットパンツを足首まで下ろした。
覗き見たショーツと同じものであるかどうか確信はできないが、ティーバックであることがわかる。
そのまま後ろを向かせ、小さな美尻を舐めてみたいとの思いにかられるが、早く、みどりの秘部を見たいとの思いの方が強く、ショーツの側面を掴み、一気に足首からずり下ろす。
艶々の恥毛が目に入った。すかさずみどりの両手が恥毛を覆う。
「は、はずかしい」
みどりは頬を紅色に染めながらも、キュッと締まった足首に絡むショーツを脱いだ。
「その手をどけて……全てを僕に見せてほしい」
「だって、わたし濃いから……」
「僕は濃い方が好きだよ」
そう言って邪魔なみどりの手を掴み優しく剥がすと、逆三角形に生い茂る黒々とした恥毛が現れた。
確かに密度は濃いと思った。ボワッと生えている艶々の毛は下の方まで繋がっているようだ。
だが、可愛らしいフェイスとワイルドな秘部とのギャップがよりいやらしさを感じさせてくれる。
「あぁぁ、恥ずかしい……そ、そんなに見つめないで」
恥毛の濃さに引け目があるのか、みどりが再び秘部を手で覆う。強引にその手を剥がそうと思えばできるが、初めての不倫に緊張するみどりをまずは、リラックスさせた方がよい。
一呼吸し、腰をあげた。
「素晴らしい。こんなに綺麗な身体、初めてみた。まるで女神のようだ……」
歯の浮くような台詞にみどりの顔がさらに赤くなった。よく見ると耳たぶまで真っ赤だ。
かわわい。心底みどりが愛しく思えた。
緊張からか、小刻みに身体を震わすみどりを抱きしめクチビルを重ねた。
舌を突き出し、みどりのクチビルを開いた。若妻の口内にヌルッと舌がはいった。夫以外の男の舌を悦ぶようにみどりの舌が積極的に絡んでくる。
硬い肉棒が、すっきりとした腹部にあたっている。みどりの背中に右手をまわし細腰に左手をまわし、舌を絡ませたまま床にそっと押し倒した。
クチビルを離した。
二人の唾液の混じり合った粘液が糸を引き、ぷつりと切れ、仰向けになったみどりの顎を濡らす。
顎についた唾液を舌で舐めとり、右手を左の乳房にそっとのせた。
「ちいさいでしょ」
「そんなことない、僕にとっては最高のオッパイだ」
乳房を覆っている指先に軽く力をいれてみた。
20代前半の若妻の乳房は、久美や妻とは違って弾力性に満ちていた。
久しく味わう硬い乳房の感触に感激をおぼえながら揉みつづけると、みどりの口から乾いた吐息が漏れてきた。
みどりが感じてきた。
いや、厳密にいえば、みどりはもっと前に感じていたに違いない。その証拠に、さっきパンティを脱がしたとき、黒いクロッチ部に粘っこい液が張り付いていたからだ。
もっと、みどりを感じさせてあげよう。肉体だけに止まらず精神的快楽も与えてあげよう。
乳房を揉むのを止めて、親指と人差し指で小指ほどの大きさに膨らんだ乳首を摘んでみた。
「あん」
みどりが艶かしい声をあげる。乳首の感度は良いらしい。
乳房に顔を寄せ、尖った乳首に舌を這わせると、みどりの喘ぎがいっそう大きくなった。
感度のよいオンナは責めがいがある。
右、左とコリコリの乳首の感触を舌で責めながら、下半身へ手を伸ばした。
あえて肝心なところには触れず、内股から膣の周辺だけに指の先を這わしていく。
作者しょうたさんのHP『官能文書わーるど』 自作小説・投稿小説・コラボ小説・投稿体験談が掲載。 作品数は小説だけでも700作品を超え、まさに官能の巨城。 質・量・見易さ、三拍子揃ったすばらしいサイトです。 |